チャーリー・プース「8パックじゃなくてすまんね」　体形ネタにされるも粋な返しに反響（1/2 ページ）

「WE LOVE YOU CHARLIE」というサポートメッセージがトレンド入り。

[小西菜穂，ねとらぼ]

　米歌手のチャーリー・プースが3月20日、パパラッチ写真をきっかけに自身の体形をネタにされたことへチクリ。「ボディーシェームなんてダサいんだよ」と苦言を呈し、皮肉の利いた粋な対応が反響を得ています。

　チャーリーが言及したのは前日19日に米ロサンゼルスでキャッチされた、ワークアウト後にシャツも着ないまま出歩く自身のショット。この写真を目にした一部のネットユーザーが、チャーリーの体形をやゆするコメントを投稿したことで「腹筋が割れていないから何だっていうの」とファンが反発。「女性の体形にあれこれいうなっていうなら男性にもいっちゃダメでしょう」「自粛生活をもう忘れたのか。太る方が自然だよ」「めちゃくちゃ普通体形じゃん」と論争になっていました。

　これにチャーリー自身が反応し、Twitterへ「8パックじゃなくてすまんね……」と皮肉を投稿。どんな目的があって誰が対象でも体形をネタに他人を不快な思いにさせる“ボディーシェイミング”は「クールじゃない」と苦言を呈しました。

いいカラダ（画像はチャーリー・プース公式Instagramから）

　同様の現象に著名人はたびたび巻き込まれていて、歌手のビリー・アイリッシュは2020年10月、同じくパパラッチ写真が元で自身の体形をネタにされたことへ「本気で時代に逆行したいわけ？」と不快感を示しました。「Instagramじゃ普通体形が普通じゃないみたいに扱われる」とSNS上の“完璧なスタイル”は虚像だと訴えています。日本ではタレントの渡辺直美さんの容姿をブタに例える東京オリンピック開会式演出案が物議を醸したばかりです。