東武ファン歓喜……!! スペーシアが「デビュー当時の塗装」を復刻、あの懐かしカラーが帰ってくる!(1/2 ページ)

スペーシアといえば、やっぱこの色ですよ。

» 2021年05月14日 12時00分 公開
[呼んでる渋沢ねとらぼ]

 東武鉄道が、特急「スペーシア」と「りょうもう」で懐かしいデビュー当時のカラーリングを復刻。2021年6月5日からリバイバルカラー車両の運行を開始します。

東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 サニーコーラルオレンジの帯がまぶしい、特急「スペーシア」デビュー当時の車体カラー(2012年の廃止前に撮影)(写真:呼んでる渋沢、以下同)
東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川

 こちらは100系スペーシアと200型りょうもうの「デビュー30周年記念企画」の一環。これまでに東武日光線、伊勢崎線で活躍した歴代の特急を振り返り、リバイバルカラー車両を走らせる企画です。

 今回行う100系スペーシアのカラー復刻車両はこの第一弾。デビュー時のカラー「ジャスミンホワイト、パープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジの帯、窓部のブラックライン」を再現します。

デビューから30年、日光や鬼怒川のイメージリーダーとして活躍

 スペーシアは1990年に登場した東武鉄道のフラグシップ特急列車です。浅草駅〜東武日光駅や鬼怒川温泉駅間を中心に、首都圏と日光・鬼怒川温泉エリアの観光地を結びます。

 流線形の車体デザインを特長とし、デビュー時のカラーを日光や鬼怒川を走る他の車両とそろえることで統一感を生み出していました。

 2006年からはJR東日本との相互直通運転を開始し、大宮駅や池袋駅、新宿駅へも乗り入れるようになりました。

東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 東武350系電車。スペーシアは他の車両と車体カラーテーマをそろえて統一感を表現した
東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 JR線にも乗り入れる。写真は新宿駅に到着した「スペーシアきぬがわ」号

東京スカイツリー開業、オリジナルカラーから大幅なイメージチェンジへ

 2011年から2012年にかけて、スペーシアは大きくイメージチェンジします。全ての編成でカラー変更を行い、デビュー時カラーリングの車両は姿を消しました。

東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 ゴージャスなゴールドの車体が目をひく「日光詣」カラー

 2012年に開業した東京スカイツリー。新たな観光ランドマークであり、東武鉄道および東武グループのシンボル的存在でもあります。スペーシアは、この東京スカイツリーのライトアップと同じ「雅」と「粋」のカラーテーマを採用。日光線と鬼怒川線のイメージカラー「サニーコーラルオレンジ」と合わせた3種類のカラーリングで活躍します。

 続く2015年には日光東照宮四百年式年大祭に合わせて、ゴールドを基調に黒、朱色を配した「日光詣スペーシア」(関連記事)も登場しました。

次のリバイバルカラーにも期待 見納めのカラーもなくなる前に要チェック

 今回の復刻カラーは、スペーシア全9編成のうち5編成(102、105、107、108、109編成)に実施。2021年度は5編成のうち2編成を対象に、2021年6月5日より塗装が完了した編成から順次走らせます。そこそこ数が多く、JR線乗り入れ対応の107、108編成も対象なので、目撃するチャンスは多そうです。

東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 塗装変更対象のスペーシア各編成

 今後、第二弾、第三弾企画として、「スペーシア101編成に別のリバイバルカラー復刻」「200型りょうもう2編成(205、209編成)のリバイバルカラー復刻」なども実施予定としています。

 これに併せて、現行の「雅」と「粋」カラーは見納めとなります。

東武 スペーシア リバイバル 日光 鬼怒川 見納めとなるスペーシア「粋」カラー

 ネットには「あのカラーが断然好きだから大歓迎」「うれしい! …と言っても旧塗装時代に沢山撮っていたので感動はw でも撮り直したい」などの声が上がりました。JR線乗り入れやスカイツリー開業時を思い出した人もいました。ともあれ、デビュー当時のカラーが加わっていっそうカラフルになる東武スペーシア。新たなリバイバルカラーも楽しみにしたいですね。



       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. /nl/articles/2411/16/news013.jpg 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/17/news066.jpg 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  7. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  8. /nl/articles/2411/17/news038.jpg 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】
  9. /nl/articles/2411/17/news039.jpg 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  10. /nl/articles/2411/17/news004.jpg 「水曜どうでしょう」“伝説のシーン”そっくりな光景にネット騒然 「ダメだ笑っちゃう」「なまら怖い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた