アニメを即興で作る「作画王グランプリ」が盛況 187作品もの応募、「5日以内に1人で制作」した珠玉の作品続々(1/2 ページ)
「指定の3色を必ず入れる」「尺は6秒以内」を条件に、ショートアニメを制作。
5日以内に1人でショートアニメを制作するコンテスト、「作画王グランプリ」がTwitterで開催。同名のハッシュタグに、これだけのものを個人が短期間で完成できるのかと驚かされる秀作が多数集まり、大いに盛り上がりました。
作画王グランプリは3月にSakuga Baud'z(@BozuTheFinal)さんが個人で始めた、超短尺のアニメをお題に沿って1人で制作する大会。第2回となる今回は、「指定された3色を必ず使う(他色の追加は可)」「尺は最長6秒間」がルール。制作期間を5月1日0時から5月5日24時として募集したところ、187もの作品が投稿用ハッシュタグ「作画王グランプリ」に集まりました。
アニメーターやイラストレーターによる審査を経て優勝したのは、常温(@tokopent)さん作「生徒会長の秘密」。凜とした生徒会長が急にのぞかせた、意外な秘密やかわいらしさを、わずか6秒で見せる構成が秀逸で、講評では「お題の色彩の使い方が巧み」「差し色が動きの中で見えるアイデアがすばらしい」などと評価されています。
2位の「あなたは気付いていないでしょうね」や3位の「雨の日」など、ランキングにはいずれ劣らぬ作品がずらり。大盛況に終わった大会について、主催者のSakuga Baud'zさんに詳細を聞きました。
―― 作画王グランプリ誕生のきっかけを教えてください
Sakuga Baud'z 僕がDiscordで運営しているクロッキーサーバーで、試しに1時間でアニメを描いてみたのが最初のきっかけでした。驚いたことに、「そんなの描いたことない!」って人でも、1時間あれば3秒程度のアニメがそこそこ描けちゃうんですよ。
そこからひらめいて、「即興でアニメを描く大会をDiscord内で開こう」と話を進めました。アニメーターの先輩に相談したら大変面白がっていただいて、「期間は5日間、Twitter上で賞金付きで開催しよう」と、どんどん話がふくらんで今に至る感じです。
―― 最初に開催したときは、どれだけの反響がありましたか
Sakuga Baud'z 第1回は73人のエントリーがありました。開催前は多くても30人くらいかなと想像していたので、予想外の反響に審査員の先生方も驚いていました。
―― 今回はエントリーも倍増し、レギュレーションも変わりました。前回に比べて参加作品に傾向の違いなどはみられましたか?
Sakuga Baud'z 第1回は「24枚制限」としていたのですが、「枚」の定義があいまいになっていたところもあり、今回は分かりやすく「6秒間」としました。作画枚数にものを言わせた、派手なアクション系の大作が増えていたのが印象的でした。
また、白・紺・黄色の3色をお題としたところ、その配色から「あ、作画王グランプリだ!」と、ひと目で認知してくれた人が多かったのも、ここまで盛り上がった一因ではないかと感じています。
―― 今後の開催予定はいかがでしょう?
Sakuga Baud'z 次回は夏休み、その次はお盆などと、5日間連休をきっかけに開催する話までは固まっています。連休のない10月あたりにも、期間を3日にするなど規模を縮小して開催できないか検討中です。
協力:Sakuga Baud'z(@BozuTheFinal)さん
関連記事
- おばけと子どもの楽しいひととき 学生時代から1人で作り続けた自主制作アニメ「ふたりで初夏の庭仕事」に癒やされる
淡い色使いが幻想的ですてき。 - 少年と秘密基地を描いた自主制作アニメに反響 「憧れた世界観」「生活の工夫が見てて楽しい」「癒やされる」
細かく描かれた背景から世界観を考察するのも楽しい。 - 3DSの「うごメモ」で制作したハイクオリティーアニメ「うごメモ戦士」、4年がかりでついに完成 今こそ伝説に立ち会うとき
4年間の苦労が詰まった34分間! - 「どこか寂しげな空気なのに暖かい」 アニメ「おばけとこどもアニメーション」の不思議な世界観に中毒者続出
ずーっと見ていたくなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」