予約が取れない超人気占い師に見てもらったらヤバかった 当たらぬも八卦すぎてもう笑うしかない実録漫画(1/2 ページ)
当たるも八卦当たらぬも八卦とは言うけれど……?
「予約が取れないほど超人気」の占い師に、前世をみてもらったら……? 占い体験を描いた実録漫画が、まさかのオチで乾いた笑いを誘います。作者は現役テレ東社員にして漫画家の真船佳奈(@mafune_kana)さん(関連記事)。
真船さんが20代のころの体験談。知人の紹介で、人気の占い師にみてもらえることになりました。
占い師は1時間1万円で、前世から未来までの全てを見通してくれるとの触れ込み。知人がみてもらったときは、前世が「俺が子に恵まれなかったのは女を泣かせたせいだな……来世では子を作って良い親を目指して生きるぜ」と言い残して亡くなった呉服店の放蕩(ほうとう)息子で、だからこそ「早く結婚して子どもを産みたい」のだと言い当てられたのだそうです。
知人のエピソードを聞いて、真船さんは自分の前世は? と興味津々。ワクワクして占い部屋を訪ねたところ、柔和な女性の占い師に迎えられました。前世占いを頼んで、ドキドキしながら結果を待つと……?
「あなたの前世は呉服店の放蕩息子!」――聞き覚えのある結果が出てきました。というか、知人のケースと同じです。真船さんはとりあえず「類は友を呼ぶから、前世が呉服店同士で仲良くなったのかな?」などと解釈しますが、続いた言葉は「俺が子に恵まれなかったのは女を泣かせたせいだ〜」。どうやら占い師はあらかじめ用意したテンプレをしゃべるスタイルらしく、完全に同じ話をしていたのでした。一度みた客の紹介でやって来た客に、なんでバレないと思ったんだ。
「私は今1万円払って他人の前世を……いや、知らん放蕩息子の話のアンコールを……!」と、あきれる真船さん。とはいえ、占い師の圧が強くてツッコむにツッコめず、ほかの占いを頼んだところで信用できそうにもなく、占いでなく落語の貸し切り公演なのだと脳内で処理し、実にならない話に黙って耐えるのでした。夢を見せるつもりなら、せめてもう少し上手にやってほしかったですね……。
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