ロッキン2021、“新型コロナ”の影響で中止決定に主催者「無念としか」 THE ORAL CIGARETTES・あきらかにあきら「悔しいね」(1/2 ページ)

2020年に続き2021年も中止になりました。

» 2021年07月07日 16時00分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 8月に茨城県「国営ひたち海浜公園」で開催予定だった「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」が2020年に続き新型コロナウイルスの影響で中止になりました。出演予定だったロックバンド「THE ORAL CIGARETTES」のあきらかにあきらさんは、「ああああああああ」と悔しさをツイートしています。

ロッキンオンジャパン 中止 延期 YOASOBI あきらかにあきら 公式サイトトップ画像(画像は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」公式サイトから)

 フェスの公式サイトでは中止を伝えるとともに、総合プロデューサーの渋谷陽一さんが「楽しみにしていた参加者の方には本当に申し訳ありません」と謝罪しています。「コロナ禍に於ける安全なフェス実現」のために1年以上の長い時間をかけて開催スキームを検討し、さらに会場や地元自治体と協議の末に開催承認をもらい準備を進めていたことや、チケットが完売した日も出てきていたと明かし、「そうしたなかでの中止は残念というか、無念」と悔しさを強調。「私たちに他の選択肢はありませんでした。楽しみにしていた参加者の方には本当に申し訳ありません」と苦渋の決断だったことをつづっています。

 渋谷さんは、7月2日に茨城県医師会から「今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止または延期を検討すること」「仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講ずるとともに、観客の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すこと」の2つの要請が書かれた要望書を受け取ったことを公表。その上で検討した結果、入場制限は現実的に不可能なこと、「医師会からの要請に十全に応えること」が現状では難しいと判断し中止に踏み切ったとのことです。

 「『ロック・イン・ジャパン 2021』の開催は中止になってしまいましたが、各地で夏フェスは開催されます。絶対に成功してほしいです。音楽を止めない、フェスを止めない、という思いは多くの音楽ファンが持つ共通の思いです」と他のフェス主催者に強い思いを託した渋谷さん。加えて、「いつも最前線で戦い、状況を切り開く覚悟で頑張ってきましたが、今回は思いはかないませんでした」と悔しさをにじませていました。

 この決定を受けて、8日にトリとして出演予定だった音楽ユニット「YOASOBI」の幾田りらさんは「いつかまた会える日に向けて、YOASOBIはいつでも出発できるよう準備してまいります!」とツイート。初の有観客パフォーマンスにして、初フェス、そしてトリと話題尽くしでしたが「何百倍にも強くなって最強のステージをお届けしますので、また必ずお会いしましょう!」と前向きに“次”を約束しました。

 14日に出演予定だったロックバンド「THE ORAL CIGARETTES」のあきらかにあきらさんも「悔しいね ドラマが生まれそうなタイムテーブル、春フェスでみんなの努力と頑張りは凄かったのに」と悔しさをあらわに。「このモヤモヤも今後の表現に変えよう 音楽は止めない」と今の気持ちを創作に昇華することを宣言していました。

ロッキンオンジャパン 中止 延期 YOASOBI あきらかにあきら YOASOBIの幾田りらさんとAyaseさん(画像は幾田りらInstagramから)
ロッキンオンジャパン 中止 延期 YOASOBI あきらかにあきら 「THE ORAL CIGARETTES」のメンバーショット。あきらさんは左から2番目(画像はTHE ORAL CIGARETTES Instagramから)

 この決定にSNSでは、「こういう形の断念はロッキンオンの努力報われなすぎて心が痛い」と主催者側に寄り添う声とともに、「必ずまた開催するといってください。それから絶対ロッキンオン潰さないで下さい」「来年こそは行きたいな、ロッキン」と願う声があがっています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news042.jpg 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  4. /nl/articles/2411/14/news090.jpg ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  5. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. /nl/articles/2411/13/news162.jpg 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. /nl/articles/2411/14/news035.jpg 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. /nl/articles/2411/12/news194.jpg 「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた