三浦春馬さん母、一周忌を前に今の思い「ただ静かに故人を偲びたい」 事務所は遺族取材を控えるよう注意喚起
あれからもう1年。
2020年7月18日に亡くなった三浦春馬さんについて、所属していた芸能事務所アミューズが遺族への取材行為に関する注意喚起を公式サイトに掲載。併せて三浦さんの母親のメッセージも紹介しています。
お知らせではまず、一周忌となる7月18日に向けてファンの想いが集まる特別な場所を三浦さんの追悼サイト上に作る準備を進めていることを報告。一方、報道関係者へ向け、「三浦春馬のご家族、ご親族への、自宅などへ直接訪問しての取材行為をくれぐれもお控えいただきますようお願い申し上げます」と注意喚起しています。
これまで、一部メディアによる関係者への執拗な尾行など、許可のない取材行為が繰り返されているとのことで、遺族、特に母親に対する“週刊誌等の記者による度を超した取材行為”により、度重なるプライバシーの侵害が続いているそうです。
そうしたこともあり今回、三浦さんの母親からの強い意向により、報道機関に向けたメッセージが伝えられることになりました。これにはファンへの感謝の言葉も含まれています。以下、メッセージ全文です。
突然の春馬の死から一年が経った今でも息子が亡くなったことを受け入れられずにおりますが、ようやく少しずつ気持ちの整理ができるようになり普通の生活を送りつつあります。一周忌も目前ということもあり、ただ静かに故人を偲びたいという思いです。
ファンの皆様におかれましては、春馬自身のこと、そして死後も公開される作品にも多大な愛を注いでいただいていることは承知しており、母親として大変感謝しております。ファンの方々の応援やメッセージは、生前から本人の活動の糧になっていたと思います。この一年間、ファンの皆様におかれましても深い悲しみを背負い、色々と想いが巡ることがあったことと思います。願わくば、彼が生涯を捧げた演技とその作品をこれからも忘れずに、愛され続けていることが俳優三浦春馬としての喜びとなり、私自身も一番の追悼になると思っております。
他方で、記者の皆様をはじめとした方々におかれましては、自宅や勤務先まで押しかけられることには不安と共に恐怖を感じずにはいられません。どうかこれ以上、日常生活にまで踏み込むような取材は控えていただき、静かな日常に戻り、故人を偲ばせていただければ幸いです。
三浦さんは1997年のNHKの連続テレビ小説「あぐり」で子役デビューし、以降、俳優として活躍。舞台「キンキーブーツ」では、2つの賞を受賞するなど舞台俳優として高評価を集めた他、メンズブランドのアンバサダー就任、ドラマ主題歌での歌手デビューと多方面で才能を発揮しました。
2020年7月18日に逝去した後も、出演作「天外者」「ブレイブ -群青戦記-」が立て続けに劇場公開され、現段階で最後となる出演作「映画 太陽の子」の公開も8月6日に控えています。
(五月アメボシ)
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生前から支援を続けていました。
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