「マツケンサンバにするしかない」 東京オリパラ開会式、小山田圭吾の辞任で“マツケン待望論”が噴出する
ええじゃないか精神。
ミュージシャンの小山田圭吾さんが過去に引き起こしたいじめ問題で「東京2020オリンピック・パラリンピック」開会式の音楽担当を辞任。これを受けて、ネット上では「開会式はマツケンサンバにしよう!」「代役できるのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTしかいない」など代役案が噴出しています。
14日に東京オリパラの開会式音楽担当チームの1人に就任したことが発表された小山田さん。しかし、高校時代に障がいを持つクラスメイトへいじめ行為を行っていたことを自ら語る1990年代のインタビュー記事があらためて問題となり、16日には自身のTwitterで謝罪文を発表、19日には「私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております」と辞任することを明らかにしました(関連記事)。
開会式まで1週間を切ったタイミングでの辞任にネット上では代役案が噴出。中でも松平健さんの「マツケンサンバII」はTwitterでトレンド入りするなど絶大な支持を得ており、ユーザーからは「マツケンサンバでイイじゃん。みんな幸せじゃん」「ここから大逆転するには開会式をマツケンサンバにするしかない」「『開会式はマツケンサンバにしよう! 何もかも忘れて踊り狂おう!』という声が次々に上がるの、幕末のええじゃないか騒動に通じるものがあってマジJAPAN」など混迷を極める東京オリパラを救う“神曲”のように扱われています。眠りさえ忘れて踊り明かそう……。
その他にも、“ピンチを救う代役”が必要な状況からの連想で、ロックバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」を推す声も続々。同バンドは、2003年6月27日放送のテレビ朝日系音楽番組「ミュージック・ステーション」で、当時世界的な人気を誇っていた女性音楽ユニット「t.A.T.u.」がパフォーマンスをドタキャンするという大事件が起きた際に、すでに出番を終えていたにもかかわらず代役として「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を披露。番組の窮地を救っています。同バンドはこの放送から間もなくして解散しているため、日本を救うヒーローとして再集結する絵が浮かんだ人が少なくなかったのかもしれません。
また、ミュージシャンの岡崎体育さんは「岡崎体育といいます。体育です」とアーティスト名とオリパラを関連付け、「俺にやらせてくれ」と相当な重責を背負うことになる代役に自ら立候補。これにはファンも、「大至急作曲して組織委員会まで送りつけよ!」「この状況でいち早く手を挙げられる体育さんみたいな生き方清々しい」「体育っていうネームからしても五輪にピッタリやん」など盛り上がりを見せていました。
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