おぉぉ〜「ケイリン先導車」の技術を市販車に 東京五輪公式電動アシスト自転車「XU1」登場、パナソニックから（1/2 ページ）

「ケイリン」競技にも注目〜！

[大泉勝彦，ねとらぼ]

　パナソニック サイクルテックは7月30日、東京2020オリンピック公式電動アシスト自転車「XU1」を発表。2021年8月5日に発売します。価格は25万1000円から。

「ケイリン先導車開発」の技術を盛り込んだ新型電動アシスト自転車「XU1」

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ケイリン先導車 開発ストーリー（YouTube／Channel Panasonic - Official）

　XU1は、東京オリンピックの自転車トラック競技「ケイリン」で使う先導車の開発で得た技術を市販車にフィードバックした、クロスバイクスタイルの電動アシスト自転車。街乗りでより快適性を高めた走行フィーリングを実現するとうたいます。

　ケイリンの先導車は、すり鉢状に45度の傾斜がある周回路面にて最高時速約50キロまで速度を高めて走れ、かつ選手が追従しやすいよう滑らかにアシスト制御できる性能が求められます。この先導車の開発で得た知見や技術を低重心化したフレームやフロントフォークのジオメトリー改善に生かしました。

（参考）パナソニック サイクルテックが納入した東京オリンピック「ケイリン」競技で使われる先導車

（参考）最大時速50キロで先導できる性能を備えたスポーツドライブユニット

（参考）リアホイール部

　電動ユニットは小型のダイレクトドライブ機構式で、外装9段シフトと組み合わせて搭載。フレームと一体化してデザイン性を損ねない軽量スリム仕様のリチウムイオンバッテリー（36V／8Ah）により、最長約82キロ（ロングモード時）、パワーモード時で約44キロの電動アシスト走行が可能です。バッテリー充電時間は約3時間。

XU1（シャインパールホワイト）

XU1スポーツドライブユニット

XU1の36V／8Ahセミインテグレーテッドバッテリー

　標準装着タイヤは700×50C。太めのタイヤにより公道走行におけるショック吸収性や安定性を高めます。街乗り利用のためのアルミ製リアキャリアやフェンダー、ライト類も標準搭載します。

　重量は約24.5キロ、車体サイズは1840（全長）×590（全幅）ミリ。ハンドル高の調整幅980〜995ミリ、サドル高調整幅800〜990ミリ。カラーはマットロイヤルブルーとシャインパールホワイトの2色を用意します。

700×50Cタイヤを装着

アルミリヤキャリアとアルミフェンダーも標準装備

マットロイヤルブルー

シャインパールホワイト

　東京オリンピックの「ケイリン」競技は8月4日〜8月8日に行われます。

（大泉勝彦）

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