舞台「NARUTO」、中尾暢樹主演で4年ぶりに新作上演　ファンから「ナルトくんが変わってる!?」「新ナルト役にも期待大！」などの声（1/2 ページ）

新旧キャストが熱い思いをSNSにつづっています。

　舞台「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』～うずまきナルト物語～」が2021年12月に上演されます。合わせてメインビジュアルとキャストが公開され、主人公のうずまきナルト役を俳優の中尾暢樹さんが務めると発表されました。

「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』～うずまきナルト物語～」メインビジュアル

　『週刊少年ジャンプ』（集英社）で15年間連載した岸本斉史さんの人気漫画を原作とする「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」。松岡広大さん主演で2015年に上演されると、大きな話題を呼び、2016年には国内での再演や中国6都市とマレーシアを巡るワールドツアーが実施され、2017年に続編となる「暁の調べ」が公演されました。

　4年ぶりとなる新作は、原作の「ペイン来襲編」「五影編」を中心とした物語。東京都では2021年12月4日から13日まで日本青年館ホールで、大阪府では12月25日から2022年1月2日までメルパルクホール大阪で上演されます。キャストは主演の中尾さんをはじめとする新たなメンバーが出演する他、うちはサスケ役として佐藤流司さん、春野サクラ役として伊藤優衣さん、はたけカカシ役として君沢ユウキさんらが前作から引き続きキャスティングされています。

原作漫画『NARUTO -ナルト-』第1巻書影（画像はAmazon.co.jpから）

　松岡さんの後を継いで主演を務める中尾さんは、これまでとは原作漫画の読み方が変わったそうで、「ナルトの心情や行動原理を理解しようとすると、ナルトの熱い心や仲間への想いが自分の中に入っていくよう」になったとコメント。佐藤さんは「私はうちはサスケを愛して止みません」とキャラクターへの愛情や、公演への意気込みを明かしており、我愛羅役の納谷健さんや綱手役の大湖せしるさんら他のキャスト陣もSNSを通じて出演への思いをつづっています。

　新作上演が発表され、ファンからは「ナルトくんが変わってる!?」「同じキャストで見たかった…」「新ナルト役にも期待大！」「ビジュアルが良すぎてやばい！」など、さまざまな声が上がっています。また、これまで我愛羅役を務めていた俳優の須賀健太さんもTwitterを更新。「我愛羅くん、演じさせてくれてありがとう。風影として、更に沢山の人に愛されて下さい」とキャラクターへ感謝のメッセージを送っています。

うずまきナルト役：中尾暢樹さんコメント

　役が決まってから原作の『NARUTO』を読み返しました。今までの読み方とは変わってナルトの心情や行動原理を理解しようとすると、ナルトの熱い心や仲間への想いが自分の中に入っていくようで、こんな素敵な役を演じられることが幸せだなと噛み締めております。世界中から愛されているこの作品。一人の役者として一ファンとして、愛すべきナルトを全うしたいと思います。皆さんの前に立てることを楽しみにしています。

うちはサスケ役：佐藤流司さんコメント

　6年になります。サスケを演じて、それほどの月日が流れました。小学校を卒業出来ちゃいます。私はうちはサスケを愛して止みません。止めどないこの愛を、どこにぶつけましょう。お客様に、キャストに、木ノ葉に、ナルトにぶつけましょう。心身共にサスケに追いつける様、仕上げて参りました。世界中から愛されるこの作品を、改めて一緒に体験しましょう。