「ドラゴン桜」ヤンキー役で注目 西山潤「辞めたいと思うこと、何回もありました」 同期の活躍、悔やむ日々語る(3/4 ページ)
「ドラゴン桜」への出演は「多分一生忘れない」
子役として映画「20世紀少年」シリーズのケンヂの幼少時代を熱演。その後、映画「みなさん、さようなら」やドラマ「大奥〜誕生[有功・家光篇]」、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」など、映画やドラマ作品などに出演。最近では、「ドラゴン桜」のヤンキー役が話題に。放送のたび、“小橋岩井”コンビを愛でるコメントがネットであふれましたが、本人たちはこの反響に驚きを隠せなかったとのこと。
――人生で一番うれしかったこと
「ドラゴン桜」に出会えたことですかね
――今まで出演した作品で思い出深いもの
「いだてん」はあれだけいろいろな方と一緒に撮影した経験が今までなかったので、先輩方と同じ現場は毎回毎回刺激になりました。
「ドラゴン桜」も阿部さんや長澤さんももちろんですが、同年代の役者に出会えたので、多分一生忘れない。
――「ドラゴン桜」での思い出は?
やはり、人との出会い。高橋海人、平手友梨奈、南沙良、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太、西垣匠、阿部(寛)さん、長澤(まさみ)さん、皆さんに出会えたことが自分にとっての財産です。
――小橋岩井コンビの反響をどう受け止めた?
こんなにも反響もらえるとは思っていなかったので、素直にびっくりしました。ただ、僕と(西垣)匠2人で「これ大丈夫かな」って話はしていました。その反響を鵜のみにせず、ちゃんと自分たちで芯は持っておこう、ブレないようにしておこうって話はずっとしていました。
――2人の間で、演じる上での共通の認識など設けていたのですか?
途中から「かわいい」と言っていただけることが増えて、すごいうれしかったんですけど、それを聞いて芝居が「かわいい」方に寄っていくとまずいなと思って、俺たちの“ヤンキー魂”みたいなものは絶対に忘れないで、「かわいいは狙わないでいこう」という話はしていました。そこを評価してくださる視聴者の方はいると思うから。素直な小橋、岩井を心掛けてやっていました。
――最後に泣いたのはどんなとき?
「ドラゴン桜」最後のシーンですね。リアルにガチで泣きました。
仲の良い俳優は高橋海人、上白石萌歌
これまでの出演作をきっかけに、親交を深める人も。また、“凛太郎”さんという一般の友人も、西山さんに大きな影響を与えているとのことです。
――仲のいい俳優は?
高橋海人(※高=はしご高)とは「ドラゴン桜」をきっかけにすごく仲良くなりました。芝居の話もそうですけど、プライベートのことも電話でいろいろ話しますし、一番仲良くなりました。
あと上白石萌歌は、「いだてん」の現場で一緒になってからずっと仲が良いです。何か相談事があれば、毎回最初に萌歌にしますし、電話もして、話して、お互いそういう感じです。
――自己管理のため心掛けていること
「ドラゴン桜」の現場で高橋海人くんに教えてもらったんですけど、腸内環境を整えている物を飲んでいると顔がむくまないって聞いてから毎日飲んでます。(効果)あると思います!
――お気に入りの名言
凜太郎くん(※)という一般人の服を作っている友達がいるんですけど、彼が「ダメだと思ったら、その時まだ半分」と言っていて、その言葉には何回か救われていますね。
――あなたに影響を与えた人
凜太郎くんですね。彼は10代のころから服を作りに海外に行って、すごく経験が豊富で、思い立ったことはすぐ行動にうつす人で、そういうところを教わりました。その行動を見て、今の自分がいるなと感じます。
――一緒に仕事をしたい人
凜太郎です。
――友達に求めること
求めてくれること。
――ギリギリ言える秘密を1つだけ教えて
今日たくさん出ていた凜太郎くんと2年前からシェアハウスしています!
――誇りに思っていること
友達に恵まれていること。それから今まで共演した人だったり、監督さんだったりスタッフさんだったり、周りの環境に恵まれて育ってきたと感じるので、そこは誇りに思いますね。
――(周囲からの)プレッシャーに負けそうなときどうする
友達に電話します。相談します。
――SNSとの付き合い方について思うこと
やっぱり便利ですし、なくてはならないもの。ただ、自分の周りの人とかを見ていても、僕もそうなんですけど、そっちに頼りすぎているんじゃないかなと。だから僕はガラケーにしました。SNSを離れようと思って。SNSがあると簡単に調べられちゃうのをやめようと思って、「変えよう!」と思った次の日に携帯屋さんに行って、ガラケーに変えました。
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