アクセサリーみたいにおしゃれな木製ボディーのトイカメラ「THINKK & SHOOT」 台湾発の新作を一足先に使ってみた(2/3 ページ)

» 2021年09月15日 12時15分 公開
[あかいけまいねとらぼ]

「THINKK & SHOOT」とおでかけしてみた!

 パッケージは紐綴じのスタイリッシュなデザイン。紐をくるくると解いていく“ときめき感”がたまりません! セット内容はカメラボード、カメラ用木製フレーム、フロントパネル、ストラップ、USBケーブルの5点。SDカードと単四電池は自身で用意する必要があります。

THINKK & SHOOT 紐で閉じられたパッケージ(撮影:あかいけまい)
THINKK & SHOOT カメラボード、カメラ用木製フレーム、フロントパネル、ストラップ、USBケーブルがセットになっています(撮影:あかいけまい)

 SDカードを入れたカメラボードをフレームのくぼみに収め、左右の上角を真鍮ネジで固定すると、本体のセットは完了。繊細さが必要な工程も細かな調整も必要ありません。なお、固定後はSDカードの出し入れができないので、忘れずに先に入れておきましょう。あとは、好みのフロントパネルをのせてストラップをつければ、すぐにお出かけに持っていけます!

 早速、THINKK & SHOOTを持って撮影へ。今回は、フロントパネルは涼しげなヴィンテージグラスシリーズの「ベゴニア柄」にしました。ショルダーバッグのように手軽に持ち歩ける「THINKK & SHOOT」は、コーディネートのスパイスとしても活躍しそうです。首から下げて持ち歩けるので、かばんから取り出す手間もなく、撮りたい瞬間にすぐ撮影できるのがいいところ! 持ち歩きの際にマグネットで装着したフロントパネルがうっかり外れないか心配でしたが、落ちることはありませんでした。

THINKK & SHOOT 爽やかなヴィンテージガラスシリーズがお気に入りです(撮影:あかいけまい)
THINKK & SHOOT フロントパネルはマグネットで装着(撮影:あかいけまい)

 電源スイッチがなく、シャッターひとつで記録できるシンプルな操作性の「THINKK & SHOOT」。トイカメラなので手ブレに気を付ける必要がありますが、前作「Paper Shoot」と比べると、手になじみやすい木製フレームがあるおかげでしっかりと持つことができました。なお、シャッターボタンを押してから実際記録されるまでにラグがあるため、動く被写体を瞬間的に捉えるのは苦手です。ブレも味の1つと思って楽しみましょう!

THINKK & SHOOT 快晴時の青の写りがきれい(撮影:あかいけまい)
THINKK & SHOOT 動いているものを撮るのは苦手です(撮影:あかいけまい)
THINKK & SHOOTTHINKK & SHOOT モノクロフィルターとクラシックフィルターの比較(撮影:あかいけまい)

 シャッターボタンは、使用しているうちにボタンのネジが緩のでときどき締め直す必要があります。しかし、「Paper Shoot」と比較すると押しやすさは向上。フレームのおかげで、存在感や見た目のかわいさがアップしたのはもちろんのこと、全体の耐久性が上がっていました。以前、雨の日に使ってPaperShootを水没させてしまいましたが、これなら雨の日も安心して使えそうです。

 木枠に抜かれたファインダーつきの「THINKK & SHOOT」ですが、穴から覗いた画と撮れた写真を比較すると、差は歴然としており覗いても参考になりません。使っているうちに感覚がつかめてきますが、なれないうちはだいたいこんな感じかな? と撮影し、出来上がりを楽しみにするのがいいかもしれません。

THINKK & SHOOTTHINKK & SHOOT ファインダーから見える画角と実際の画像の比較(撮影:あかいけまい)

 また、別売りの拡張レンズの安定性も格段に上がっています。マグネットで接着でき、簡便で使いやすく撮影中にうっかり落ちることもない拡張レンズ。しかし「Paper Shoot」では、接着位置を調整する必要がありケラレが不安でした。新作では、フロントパネルにレンズのフレームが付いているので拡張レンズがカチっとはまります。

THINKK & SHOOT 拡張レンズのフィット感が向上しました(撮影:あかいけまい)

9月20日までクラウドファンディングを実施中!

 「THINKK & SHOOT」は、クラウドファンディングサイト「GreenFunding」で予約を受付中。定価2万5800円ですが、早期受付で5%〜20%割引で購入できます。締め切りは10月21日で、発送は12月以降を予定しています。カメラ好き、ガジェット好きにはもちろん、親子で楽しむカメラとしてもおすすめの一台です。

 【2021年9月22日】追記:クラウドファンディングの期間延長に伴い、初出時から開催日程を一部変更しました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/25/news189.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  2. /nl/articles/2411/25/news134.jpg 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. /nl/articles/2411/26/news089.jpg 「最高の人間」 大谷翔平が現地で“神対応”見せる 写真家の投稿に反響…… 「息子はまだ信じられないみたい」
  4. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  5. /nl/articles/2411/26/news184.jpg 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  6. /nl/articles/2411/07/news027.jpg 百均で多肉植物を購入→半年以上放置してしまったが…… 驚きの結果に「すごーい!」「品種は何ですか!?」
  7. /nl/articles/2411/26/news188.jpg 「ハリー・ポッター」の“レプリカ剣”を回収 銃刀法違反の可能性か…… 運営謝罪「申し訳ございません」
  8. /nl/articles/2411/26/news052.jpg 日本に1店舗のみの“完璧なマクドナルド”が778万表示の話題 地元民も「そんなすごい店やったんか…」「たまに使ってるけどそんなすげぇとこだったのね」
  9. /nl/articles/2411/25/news193.jpg 辻希美の高2長女、「明日皆さんにご報告があります」 16歳最後の日の意味深投稿に注目集まる
  10. /nl/articles/2411/25/news160.jpg 「これを見て退団するとは……」 楽天・田中将大、最後に見せた“衝撃の姿”にファン複雑 「ほんと辛い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  4. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  5. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  6. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  7. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  8. 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  10. 「最高の人間」 大谷翔平が現地で“神対応”見せる 写真家の投稿に反響…… 「息子はまだ信じられないみたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた