「仮面ライダーBLACK SUN」に高橋泉、樋口真嗣、田口清隆らが参加 2022年春に配信開始

本編配信に先駆けクラファン企画も。

» 2021年10月04日 10時00分 公開
[ADAKENねとらぼ]

 仮面ライダーシリーズ生誕50周年記念作として制作される特撮ドラマ「仮面ライダーBLACK SUN」の新たな情報が解禁されました。すでに発表されている白石和彌監督に加え、脚本を高橋泉さん、仮面ライダーや怪人などのビジュアルコンセプトを樋口真嗣さん、特撮監督を田口清隆さんが担当することが決定。2022年春からの配信開始が待ち遠しいです。

仮面ライダーBLACK SUN 白石和彌 高橋泉 樋口真嗣 田口清隆 白石和彌監督の元、豪華スタッフが集結
仮面ライダーBLACK SUN タイトルロゴ 2022年春配信開始

 同作は、初代「仮面ライダー」への原点回帰をコンセプトに1987〜88年に放送された「仮面ライダーBLACK」のリメイク。過酷な運命を背負った主人公の悲哀に満ちたストーリーを、「凶悪」「孤狼の血 Level2」などを手掛けた白石監督が新たな視点で描くとしています。2022年春に配信開始予定です。

仮面ライダーBLACK SUN 高橋泉 脚本担当の高橋泉さん

 高橋さんは、「凶悪」「ひとよ」「サニー/32」など白石作品には欠かせない脚本家。「朝が来る」「東京リベンジャーズ」など人気作を手掛ける注目の1人です。高橋さんは「怪人たちの強さ弱さ、儚さをドラマチックに描きつつ、やはり最高に格好いい、怪人たちの戦いを書いていきたい」とコメントしています。

仮面ライダーBLACK SUN 樋口真嗣 ビジュアルコンセプトを手掛ける樋口真嗣さん

 樋口さんは、平成ガメラシリーズなどの特技監督や、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「のぼうの城」の本編監督、「エヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの作画コンテを手掛けるなど幅広く活躍するクリエイター。樋口さんは「怪人はなぜ生まれたのか、この世界が怪人のいる世界だったらどうなっていたか、ゼロから“改造人間や怪人”を見直して作品を作りあげていきたい」と語っています。

仮面ライダーBLACK SUN 田口清隆 特撮監督の田口清隆さん

 田口さんは、「ウルトラマンX」「ウルトラマンオーブ」「ウルトラマンZ」など近年のウルトラマンシリーズで知られるほか、「魔進戦隊キラメイジャー」にも監督として参加するなど特撮界に欠かせない存在。田口さんは「7歳の頃見ていた「仮面ライダーBLACK」で印象に残っている怪人たちのような、とにかくかっこいい造形を本作でも作りたい」と抱負を語っています。

仮面ライダーBLACK SUN 応援プロジェクト 本編配信に先駆けクラファン企画が始動

 今回の情報解禁に合わせて「仮面ライダーBLACK SUN」の公式サイトとTwitterアカウントを開設。最新情報やメインスタッフらのインタビューを収めたスペシャルムービー、記事コンテンツを公開しています。

 また、10月11日から11月29日までクラウドファンディング「仮面ライダーBLACK SUN 応援プロジェクト」を実施。プロジェクト限定の「プロダクションノート」や「オンライントークショー」、護流五無(ゴルゴム)の一員としてエキストラ参加できる権利、旧作に敬意を表した「仮面ライダーBLACK テレビパワーDX 変身ベルト」などを準備中です。さらに、11月21日には「TAMASHII NATION ONLINE 2021」でキャラクターデザインビジュアルが解禁される予定です。

高橋泉さんのコメント

肉体的には強靭な強さを持った、BLACKや怪人たち。でも、怪人に改造 されたことへの苦しみも見せる。そんな怪人たちの強さ弱さ、儚さをドラマチックに描きつつ、やはり最高に格好いい、怪人たちの戦いを書 いていきたいと思っています。是非、楽しみにしていてください。


樋口真嗣さんのコメント

白石監督が「仮面ライダー」を手がけるという時点で、物凄いことになるんじゃないかと頭の中にどんどん妄想を膨らませています。私はこの作品のコンセプトビジュアルの担当として、怪人はなぜ生まれたのか、この世界が怪人のいる世界だったらどうなっていたか、ゼロから?改 造人間や怪人?を見直して作品を作りあげていきたいと思っています。皆さんも是非期待していてください。


田口清隆さんのコメント

今回特撮監督として「仮面ライダーBLACK SUN」に携われることを光栄に感じています。7歳の頃見ていた「仮面ライダーBLACK」で印象に残っている怪人たちのような、とにかくかっこいい造形を本作でも作りたいと思っています。本作はこれまでの「仮面ライダー」を尊重しながら、ある意味“殻を破って”作られている作品です。これまでに見たことがないものが出来上がりそうな予感がしているので、皆さんも楽しみにお待ちください。


(C)石森プロ・ADK EM・東映

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