夫が家にいるのに洗濯物が雨でビショビショに→怒りの炎に包まれたママは…… 気持ちを整理するため“自分消火隊”を出動させるママに感心の声(1/2 ページ)
一歩立ち止まるのって大事。
怒りの炎を沈めるために「自分消火隊」を脳内で出動させている……そんな人の漫画がTwitterに投稿され、共感を呼んでいます。見習いたい……!
漫画の作者はこしいみほ(@541miho)さん。小学1年生の長女ことちゃんと年少さんの長男そうちゃんを育てています。ある日、こしいさんがスーパーで買い物をしていて、突然雨が降ってたきたときこと。家では洗濯物を干しており、家にいる夫が取りこんでくれるだろうと思いつつも心配をしていました。
こしいさんが雨に濡れながら帰宅すると、そこにはすやすやと寝ている夫の姿が……! もちろん干してあったシーツもびしょ濡れで、これではまた洗濯のやり直しです。おまけに、子どもたちはソファーに座ってテレビを見ていますが、日が陰ってきたのに気がつかないのか部屋は暗いままです。
そんな状況にいろいろ言いたい気持ちが湧き上がってくるこしいさん。どんどん怒りの炎が大きくなっていきます。そんなときにこしいさんが出動させるのが「自分消火隊」なのです。こしいさんによると、自分消火隊とは怒りの炎に包まれたときに呼び出す「心の消火隊」のこと。早速到着した「自分消火隊」の隊員さんが「どうしましたか」と聞いてくれます。
それにこしいさんは買い物しているのに夫が何もせず寝ていたことや子どもにテレビを見せっぱなしだったこと、そして普段夫が仕事の日は自分が家事もやっていることや夫にせめて子どものことだけでもしてほしいことをぶちまけます。
炎はどんどん大きく燃え上がっていきますが、そこに消火隊さんが水をかけます。「夫さんは今繁忙期で昨日も夜遅く帰宅したようですが 午前中はお子さんたちを公園に連れていってましたよね」「洗濯物は残念でしたが 夫さんもしっかりやってくれていると思いませんか?」と一気にたたみかけていきます。
いつのまにかこしいさんの心の中の炎は小さくなり、なくなっていきました。隊員さんの「落ち着きましたか?」の問いに「はい大丈夫です」と答えるこしいさんの表情はおだやかです。
そんなことをしていると夫が起床。こしいさんに寝ていたことの謝罪と、シーツを取り込んでくれたお礼を伝え、「体冷えるよ お風呂入ってきたら」と気づかいの言葉をかけてくれました。そんな夫にこしいさんは「疲れてるやろうし昼寝するのはいいねんけど」と前置きし「暗い部屋でテレビ見せ続けるのはよくないからそのへんは気をつけてあげてや!」という言葉を伝えて終わりました。怒りの色はもうありません。
すると夫は、これからは気をつけるという言葉と共に、「さっき3人でママに手紙書いてたんだよ」と伝えてくれました。手紙に書かれていたのは「ままへ だいすきだよ」という子どもの字と、夫の「パパもだよ」の字。「自分消火隊」のおかげで、こしいさんは素直にありがとうと伝えることができました。
こしいさんはお風呂に入りながら、夫は寝るまではちゃんと子どもと遊んでくれてたことを思い「怒り散らさなくてよかった〜〜」と安堵します。今回も無事に「鎮火完了」したようですね。
この漫画には「この方法に考え方大好きです!!!」「こういう風に自分がしんどいときでも相手の苦労を考えれるのえらい 見習いたい…」「ほんと、子育て中は毎日これ必要よね…」といった声や、共感の声が多数集まりました。お互いの心遣い、一歩止まることの大切さを感じますね。
こしいみほさんのTwitterアカウント(@541miho)やInstagramアカウント(@miho20141124)では、育児や家族の日常を描いた漫画が多数公開されています。また、大変な日々を鋼のポジティブ思考で乗り越えていくエピソードをまとめた漫画『ころんでもポジティブ』も発売中です!
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