陣内智則、「R-1」審査の夜「ずっと寝られなかった」 大きな“3つの批判”に後悔と反省「僕の語彙力のなさ」(1/2 ページ)
愛があるからこそ。
お笑い芸人の陣内智則さんが3月7日、YouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」で、6日に行われた「R-1グランプリ2022」(フジテレビ系)の審査への批判に、自身の後悔と反省をかみ締めながら向き合いました。同グランプリは、吉本興業株式会社が主催するお笑い芸人の“ピン芸”コンクールで、過去にはハリウッドザコシショウさん、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルさん、ゆりやんレトリィバァさんらが優勝。陣内さんも出場経験があり、近年では5年連続の審査員を務めています。
「急きょ配信ということになりまして」と話し始めた陣内さん。優勝したお見送り芸人しんいちさんを祝福した後、同大会での自身の審査を振り返り、「昨日ずっとね、本当寝れずに、難しかったなぁっていうのがあって。案の定ね、批判されているんですよね」と告白。「『何でやねん!! 』と僕は思っていないです。ネットをあまり気にするタイプではないですけど、真摯(しんし)に受け止めることはしていかないと」と、動画配信に至った気持ちを伝えました。
批判ニュースを「クリックする勇気がなかった」陣内さんに、スタッフが視聴者の意見をまとめ、多かった順に読み上げます。「陣内のコメントが『もう1個展開がほしかった』ばっかりだったの笑った。途中で自分でも気付いたのか『もう1個……その……』ってなってた」「陣内が『もう1展開』とずっと言ってた」という1つ目の批判を、陣内さんは素直に認めます。
陣内さんは審査員席に座る自分を、“「待て」されている犬”だと分析。芸人が面白いことは分かっている上で「ピン芸人が輝く大会で、盛り上がってほしいっていう気持ちがまず1つありまして。もっと来てほしい、もっと来てほしい」と、さらに求めてしまったとのこと。またお客さんに「笑ってほしい」という思いが強すぎたことで、やはり「もうひと展開」しかいえなかったと振り返り、「僕の語彙(ごい)力のなさ」だと反省しました。
2つ目の批判は、審査のブレ。陣内さんはファーストステージで、吉住さんに91点、しんいちさんに92点、お笑いコンビ・金の国の渡部さんに93点をつけましたが、3人の合計得点が並んだ際、しんいちさんを指名しました。点数で見れば最も高い渡部さんを選ばなかった理由を、3つ目の批判「『ピン芸人のネタが見たい』発言」につなげます。
「ピン芸人に頑張ってもらいたい、じゃあコンビが出たらあかんの? ごもっとも」と自問自答した後、「ただここは、ほんまの思い……次もう1本ネタを見るなら、正直な話、あかんことは分かっているけど、ピン芸人をもう1回見たい」と本音を告白。初めから、しんいちさんに高得点をつけておけば良かったと後悔も明かしました。
決勝はZAZYさんに投票した陣内さんでしたが、優勝したしんいちさんをあらためて祝福し「これからも負けないようにネタを作っていこうと思います」との意気込みで動画を締めくくりました。陣内さんは動画内でたびたび、各芸人の面白かったネタを具体的にあげており、お笑いと出場者への愛情も垣間見えた回となりました。
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