HIKAKIN、88歳祖父の逝去を涙ながらに報告　コロナ禍で最期の面会かなわず「家族との時間を大切にして」（1/2 ページ）

非常事態宣言明けに一回会えたことが救いになったそうです。

[斉藤賢弘，ねとらぼ]

　YouTuberのHIKAKINさんが3月29日にYouTubeを更新。“ジジキン”こと祖父が88歳で死去していたことを報告しています。

　シンガー・ソングライターでYouTuberの兄・SEIKINさんと、落ち着いた様子で動画に出演したHIKAKINさん。3月に祖父が亡くなったことを視聴者に告げ、兄弟そろって静かに頭を下げました。

2022年3月に祖父が死去（画像はYouTubeから）

　2021年のクリスマス前に容体が悪化し、“正直数時間先も分からない”ほどだったといいます。そのまま危篤状態が続いた結果、2人はコロナ禍という事情もあって面会がかなわなかったそうで、SEIKINさんは同様の事態が各家庭で起こっている以上、「仕方ないかなと思っております」と冷静な態度でコメント。

　HIKAKINさんは、コロナ禍が一時収まって非常事態宣言も明けた頃、祖父と会えるうちに会っておこうと思い立ち、SEIKINさんとともに厳しいスケジュールをぬって祖父のもとを訪問したとのこと。笑顔で「頑張れ！」と声をかけてもらったことがせめてもの「救い」になったと振り返り、2人で生前の祖父の思い出を語った場面では、悲しさのあまり突然泣き出し、つらそうに頭を振る姿も見られました。

突然涙を流すHIKAKINさん（画像はYouTubeから）

　兄弟のYouTubeチャンネルに何度か出演してくれた関係上、今回の訃報も視聴者に知らせるべきだとしたHIKAKINさん。「今、家族が危篤状態になると本当に最期のお別れも満足にできない」「いきなりそういう場面がきてしまうっていうことがあり得る」と、コロナ禍の状況下で家族をみとることの難しさを強く訴え、「本当に家族との時間を1秒1秒大切にしていただけたら」と画面越しに呼びかけていました。