松尾由美子アナ、“ブチャ虐殺”巡り生放送で悔し涙 感情に左右された自身を謝罪も「ありがとう代弁してくれて」「人として当たり前」(1/2 ページ)
共感の声が寄せられています。
テレビ朝日の松尾由美子アナウンサーが4月19日にInstagramを更新。同日放送の報道番組「スーパーJチャンネル」内でウクライナ情勢を報じていた最中、感情が激して涙したことを謝罪しています。
松尾アナは番組内で、ロシアのウラジミール・プーチン大統領が自国部隊に「親衛隊」の名誉称号を授けたニュースを報道。この部隊はブチャを含むウクライナ・キーウ近郊で400人以上の殺害に関与したとされているものの、プーチン大統領は疑惑を否定しただけでなく、「偉大な英雄的行為を祝福し、特別軍事作戦の手本となる存在」だと称賛したといいます。
一連のニュースを読み上げた後、ウクライナの都市マリウポリにある製鉄所に多くの市民がまだ残っていることを伝えたところで、声を突然詰まらせて一時沈黙。
顔を手でぬぐって先を続けようとしましたが、たどたどしい涙声となってしまったため、「さっきの授与のニュースが悔しい思いで(涙ながらに)読んでしまいました」と、自身が読んだニュースで感情が激してしまったと視聴者に謝罪。「冷静さを保ちます」と自分に言い聞かせ、番組を進行させていました。
松尾アナは「Jチャン」終了直後、Instagramを通じて視聴者にアクシデントを再度謝罪。「感情に揺さぶられて真実を見失わないようにしたいと思ってはいるのですが、、」とつづり、製鉄所に今も取り残されているであろう子どもたちの身を心配していました。
謝罪投稿を目にした視聴者からは「ありがとう代弁してくれて」「涙が込み上げるのは人として当たり前です!」「素敵なアナウンサーだと思いました」と、侵攻の犠牲者に寄り添う松尾アナの姿勢に共感したという声が多く寄せられていました。
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