“七光り”批判もどこ吹く風 ケイト・モスの娘ライラ、「フェンダーチェ」キャンペーンで1型糖尿病をオープンにし称賛
1型糖尿病の子ども持つ多くの親たちから「ありがとう」。
90年代のスーパーモデルであるケイト・モスの娘ライラ・グレース・モスが、フェンディとヴェルサーチェのコラボ“フェンダーチェ”キャンペーンモデルに起用され、5月10日、その広告写真を自身のInstagramに投稿しました。この写真のなかで1型糖尿病を公表しているライラが、左の二の腕に付けている血糖値の変動を測定するための持続血糖測定器を隠さずに見せていることが話題になっています。
1型糖尿病は、生活習慣によらない自己免疫による疾患で、体内でほとんど、または全くインスリンを生成できません。幼い子どもが患うことも多く、外からは全く分からないため誤解を受けたり、疾患を隠したまま生活しているという声も聞かれます。
ライラが初めて1型糖尿病であることを隠さず、ありのままを見せてモデルとして活動したのは2021年9月に行われた「フェンダーチェ」コレクションショーでのことでした。フェンディの服をヴェルサーチェのデザイナーが、ヴェルサーチェの服をフェンディーのデザイナーがデザインするという異例のコラボで話題を集めた「フェンダーチェ」。そのランウェイに現れたライラが太ももにインスリンを投与するためのワイヤレスインスリンポンプを隠さず見せていることが人々に驚きを与え、称賛を受けました。
このワイヤレスインスリンポンプを操作するための端末は、ライラが2022年5月号の表紙を飾った英版VOGUE誌との動画インタビュー「In The Bag」でも紹介されています。急に血糖値が下がったときのためのブドウ糖タブレットとともに、いつも持ち歩いていると明かしてくれました。
このように彼女がバッグの中身をみせてくれること、また、1型糖尿病に対処するための機器を隠さずメディアやランウェイに登場することに対し、「私の14歳の娘が最近1型糖尿病と診断されたので、ほかの人がどう対処しているのか知ることができてとても良かった」「私の8歳の娘も1型糖尿病です。シェアしてくれてありがとう」「ありのままを見せてくれてありがとう。1型糖尿病のコミュニティーにとっては大きな意味があります」など、コメント欄やSNSでは1型糖尿病の子どもを持つ多くの親から称賛と感謝の声が溢れています。
ライラについてのコメントには、「彼女は優しくてかわいいけど、モデルとしてのポテンシャルはない」「1人では絶対に成功できない2世モデルであふれているのが悲しい」などと、ほかの親が有名ではない才能あるモデルの場所を奪っているといった批判も多く見られます。
一方で、「みんなライラが親の七光りということにばかりフォーカスしているけど、(彼女のように有名な)誰かが1型糖尿病について語ってくれ、命を救ってくれる機器を隠さないでくれるから、1型糖尿病を患う若者たちが自分もメディアのメインストリームに含まれてると感じられるようになるはず」とライラにしかできない役割を感じ取っている人も多く、そういった彼女を支持する声も着実に根付き話題になっているようです。
母親のケイトも90年代にトップモデルでありながら「拒食症ではないか」「ロリータ趣味を助長する」などと小柄でやせ型な体形を批判されることが多くありました。モデルと言う仕事の辛さをよく知っているからか、ライラは英版VOGUEとのインタビューで、最初にモデルになることをケイトから反対されていたことも明かしています。
ライラはまた、2021年のTHE KITとのインタビューで将来的には「(1型糖尿病を患う人たちの)できるだけ助けになりたい。手伝いたいことがたくさんあります」と語っていました。ケイトが90年代のスーパーモデルの中で異彩を放つ存在だったように、ライラもまた新しいモデルの道を切り開いていくのかもしれません。
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