ジョニー・デップ「グロテスク」vs元妻アンバー「大人がすることじゃない」 泥沼裁判中“ベッドで大便”事件巡って対立
こんなちっちゃいわんちゃんが……。
5月16日(現地時間)、米俳優ジョニー・デップの元妻で米俳優のアンバー・ハードが裁判で「アンバーと友人が夫婦のベッドに大便を残した」とするジョニーの証言を否定しました。この裁判は2018年の米Washington Post紙へのアンバーによる寄稿が名誉毀損(きそん)であるとして、ジョニーが5000万ドル(約65億円)の損害賠償を求めているものです。
2016年に離婚が成立しているアンバーとジョニーですが、その後の名誉毀損を訴える裁判では衝撃的な証言が次々と飛び出しています。その中で、過去に一度話題になっていた「大便事件」について、4月20日に証言台に立ったジョニーがもう一度言及していました。
この事件は、ジョニーの留守中にアンバーと友人が「夫婦のベッドに大便を残す」という悪ふざけをしたとジョニーが主張しているもの。ジョニーは直接その光景を見たわけではなく、アンバーの留守中に荷物を取りに行くかどうか相談しているところ、警備員に「こない方がいい」とベッドの画像を見せられたといいます。
一方アンバー側は、飼っていた犬が排せつに問題を抱えており、どうしようもなくやったことだと説明。しかしベッドに糞をしたとされているブーは小型犬で、ジョニーは「画像を見た限りそうとは思えない」とし、「考えられないし、奇妙だし、グロテスクだし、もう笑うしかなかった」と述べています。
今回アンバーはこの件に関して、弁護士からジョニーに悪ふざけをしようとしたのか尋ねられると「絶対にない」ときっぱり。「まず、面白いと思わないし、大人の女性が面白がるものじゃない。それに当時の私はふざけるような気分じゃなかった。人生が壊れていきそうになっていて、岐路に立たされていた」と主張。「全然、楽しい時期じゃなかったし、それが面白いことだとは思わない。吐き気がします」と証言しています。
また、ジョニーが大便をアンバーの友人が置いたと述べていることにも、「私の友人はそんなことしません。そんなの(当時)30歳の女性が面白がるようなことじゃない。何を言っているんでしょう?」と一蹴していました。
「(そのとき)私たちの結婚は終わっていて、目の前で崩壊しつつあった。私たちは1カ月以上会っていなかったし、彼のお母さんは亡くなったばかりだった。彼がうんちの話をしたがるなんて信じられなかった」と当時の状況と照らし合わせて起こり得ないことだと語りました。
この裁判でジョニーは、これまでアンバーはジョニーからDVを受けてきたと主張しているものの、実際に暴力を受けていたのは自分の方だと主張。また、アンバーはジョニーからの慰謝料700万ドル(約9億円)を米自由人権協会(ACLU)とロサンゼルス小児病院に全額寄付するという約束を守っていなかったことを認めました。
アンバーとジョニーは2011年に映画「ラム・ダイアリー」で共演し、2015年に結婚、2016年には終止符が打たれました。
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