いしだ壱成、演じてみた第3弾は名作「リップスティック」 “痛すぎる”画鋲シーン再現に「泣きそう」「プロだなぁ」(1/2 ページ)

「ジーパン刑事」と「マカロニ刑事」続く、いしださんの熱演。

» 2022年05月26日 12時45分 公開
[Yukaねとらぼ]

 俳優のいしだ壱成さんが5月25日、自身のYouTubeチャンネルで“演じてみた”動画の第3弾を更新。1999年放送の月9ドラマ「リップスティック」(フジテレビ系)で、自身が24歳の時に演じた葛西孝生が画鋲を握るシーンを再現しました。名場面だ。

動画が取得できませんでした

 同作は少年鑑別所に送られてきた少女たちと、そこで働く職員の切ない恋愛ドラマ。いしださんは少女たちを監督する教官を演じていて、今回再演したのは援助交際をさせられていた安奈(中村愛美さん)の心の呪縛を解こうと画鋲を握りしめてみせる衝撃的なシーン。視聴者からの多数のリクエストが寄せられた場面でした。

いしだ壱成YouTube演じてみた「リップスティック」 目が離せない(画像はいしだ壱成 公式YouTubeチャンネルから)

 向かい合って着席するいしださんと安奈役の女性。「画鋲をね、手のひらで握ったり」と、援助交際相手が自分にしてくれたことをうれしそうに話す安奈に、「画鋲……痛そうだな」と鼻で笑い、含みのある表情で答える葛西教官。安奈が「愛してるから痛くないって」と無邪気に返答すると、葛西教官は何やら考え込む表情に。

 続けて少しうなずき立ち上がり、多数の画鋲をケースから手のひらの上にすべて取り出し、一気に握りしめた葛西教官。「それから……あとは……何してくれたの? 君を愛してると偽って」と言葉が振り絞られた後、カメラには赤く染まった手のひらが。このバチバチの緊張感の中、場面は切り替わり通常のいしださんに。息するのを忘れてた。

いしだ壱成YouTube演じてみた「リップスティック」 い、痛い……(画像はいしだ壱成 公式YouTubeチャンネルから)

 「やっぱり難しいシーンだったんだな、とても」と、当時を振り返ったいしださん。はかない安奈を魅力的に見せるために「もちろん愛してました」と、当時役になりきっていたことを報告。またいしださんの記憶では、ドラマスタッフが“いしださんが本当に画鋲を握ってしまうのではないか”と、一番緊張していたシーンだったことを明かします。

 案の定、自ら握りにいったいしださん。刃が取られているとはいえ手のひらに刺さり、血もにじんでいたとのこと。熱演のかいあって永山耕三監督に「よかった」と一言声をかけられたそうです。永山監督は同じくいしださんの出演作「ひとつ屋根の下」シリーズも担当していましたが、「(このとき)初めて褒められたんですよね 『ひとつ屋根の下』も1回も褒められたことないのに」と、唯一覚えているエピソードとして初告白しました。

いしだ壱成YouTube演じてみた「リップスティック」 NGシーン(画像はいしだ壱成 公式YouTubeチャンネルから)

 なお今回の撮影でもスタッフの意図に反し、いしださんが画鋲を握ってしまったことが判明。NGシーンでは、共演者が止めに入る映像が流れました。手を傷つけてしまい「やっぱり痛いですね画鋲」と言いつつ「痛い芝居をしなきゃいけないから だったら痛い方がいいじゃないですか」と握った理由をサラッと告白。「ドラマって本当に楽しいものですよね」と、最後まで役者魂を見せたいしださんでした。

 視聴者は「まさかリップスティックを再現してくれるとは思わなかった!」「きゃー 嬉し過ぎ」と再演を喜ぶとともに「え、ちょっと泣きそう すごいシーンだ」「迫真の演技で、引き込まれました」「いしださんの演技ってほんとに大好きです」「体張ってリアルさを出すあたりがプロだなぁって本当思います」と絶賛の声が。

 さらに「是非ひとつ屋根の下もやって欲しいです」「未成年の雨の公園のシーンを観たいです」「聖者の行進の裁判のシーンも再演見たいです!!」と、往年のヒット作タイトルがどんどん寄せられています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/05/news022.jpg 「クレオパトラみたい」と言われ傷ついた55歳女性→カット&パーマで大変身! 「本当にびっくり」「素敵なマダムに」
  2. /nl/articles/2410/05/news040.jpg 伝説の不倫ドラマ「金曜日の妻たちへ」放送から41年、キャストの現在→75歳近影が「とても見えません」と話題
  3. /nl/articles/2410/02/news116.jpg 余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
  4. /nl/articles/2410/05/news023.jpg 七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
  5. /nl/articles/2410/05/news018.jpg 野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
  6. /nl/articles/2410/05/news012.jpg 「あのお客さんに幸あれっ!」 小銭の出し方が完璧な“神客”にレジ店員感激 会計がスムーズになる配慮が参考になる
  7. /nl/articles/2410/04/news048.jpg 「こういうの好き」 割れたコップの破片を並べたら…… “まさかの発想”で息を飲むアート作品に 「すごいセンス良い」「前向きな考え」
  8. /nl/articles/2410/04/news040.jpg 50代女性「モンチッチみたいにしてほしい」→美容師がプロのワザを見せ…… 別人級の変身に「めっちゃお洒落」「すごい!」
  9. /nl/articles/2410/04/news025.jpg 「これが免許証の写真???」 コスプレイヤーが公開した“信じられない”免許証が話題 コスプレ姿との比較に「両方とも可愛いすぎる」
  10. /nl/articles/2410/05/news032.jpg 大型犬が18年間、ドアを開け続けた結果……そうはならんやろな驚きの末路に「どうしたらこんな風になるのよ」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
  2. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  3. トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  4. 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
  5. そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
  6. 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
  7. 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
  8. “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
  9. 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  10. 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声