高橋克典が「Z2」を作るとこうなる 渋すぎる伝説の「Z2 矢島金太郎号」、驚がくのカスタム内容をズンと公開(1/2 ページ)
気合い、ロマン、技術、おカネ……いろいろ込めまくりのやばい1台です。
俳優の高橋克典さんが、自身のYouTubeチャンネル「高橋克典 / Katsunori Takahashi」を更新。こだわりカスタムを施した自身の愛車「750RS(Z2)」の詳細を紹介してくれました。
![愛車Z2に会いに来た高橋さん](https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2206/05/takahashi_came_to_shop-001.jpg)
![こだわりの750RS(Z2)](https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2206/05/750RS_Z2-002.jpg)
![ヨシムラを切って装着!](https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2206/05/yoshimura_muffler-003.jpg)
![店長さんもうらやむカッコよさ](https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2206/05/introducing_custom-004.jpg)
![ブラウンカラーのオシャレなシート](https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2206/05/fashionable_sheet-005.jpg)
高橋さんは、1970年代カワサキの伝説的バイク・750RSこと通称「Z2」のオーナー。昨今の旧車ブームにおいて、900ccの「Z1」と並んで絶大な人気、そして価格が高騰し続けている名車オブ名車です。
Z2 矢島金太郎号は、子どものころからZ2に憧れていたという高橋さんが、「これしかない」と主役の矢島金太郎を演じた映画「サラリーマン金太郎」(1999年)で使うために、ビッとこだわりまくりのフルカスタムを施して組んだ1台です(関連記事)。
以前は「手放そうかな」と検討していたようですが、これを手放すなんてとんでもない! となるバイク。このZ2のカスタムを手掛けたバイク店で大切に保管してもらい、たまに会いに行くのだそうです。今回はあらためて、Z2 矢島金太郎号のこだわりカスタムポイントをじっくり紹介してくれました。
ホイールはハヤシレーシング製キャストに。「これは当時から高級品で、オカネモチしか付けられなかった」(店長さん)。マフラーは定番のヨシムラ手曲げショート管をさらに短くした追加カスタム仕様。「見た目をもっとカッコよくしたいからね。もちろんバッフル入り、法規制内範囲で」(店長さん)。
オイルクーラーはホンモノ・当時モノの純正。「これは純正のオプション、レプリカやリプロではなく当時のホンモノ。とてもレアです」(店長さん)。映画撮影時は未カスタムだったブレーキは「高橋さんが撮影後に引き取って乗るというので、現代も通用するしっかりと効くものに交換しています」(店長さん)。
リアショックは名門のモンロー製。「貴重な新品だったので映画の撮影が済んだら外そうと思っていたものなのに、高橋さんがあとで買って乗るっていうから外せなくなっちゃったんです(笑)。めっちゃレアです」(店長さん)。
独特形状のスワローハンドルは「これぞ、別名:金太郎ハンドル」。「これイチから作ったんですから」(店長さん)。バックステップも、スイングアームも、キャブレターも、シートも……。
こだわり箇所とその思い入れがありすぎて話が止まらなくなってしまった店長さん。「カッコいいよね〜」「旧車はノスタルジーと愛情とロマンで乗るもの」と、金太郎号を眺めながら2人であらためてウットリ。ホントにウルトラ大切にされているZ2なのですね。
ファンからも「ノスタルジーと愛情とロマンで乗るもの、、、いい言葉ですね〜!」「当時子供でしたが、金太郎でこのZ2見て憧れてバイク乗りになりました!」「カッコイイ!」などのコメントが多く寄せられていました。
Z2、もしかして欲しくなってしまった人はいませんか? 試しにグーバイクなどで「Z2」「750RS」などと入力して探してみてはいかがでしょう。なかなか驚きの冷や汗出ちゃう体験ができますよ。
(カナブンさん)
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