クリス・プラット、2021年の炎上投稿を語る 「健康な娘を産んでくれて」発言が前妻と長男への侮辱と批判

「健康な」さえ付けなければ炎上しなかったかも。

» 2022年06月29日 19時10分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 米俳優クリス・プラットが、6月28日に掲載された米『Men'sHealth』誌の記事で、2021年11月に炎上したSNSへの投稿について心情を語りました。クリスは前妻とのあいだに未熟児で生まれ障がいのある長男がいるため、2人に無神経であると批判されていました。

前妻と長男に無神経な発言と批判されていたクリス・プラット もとは現妻への感謝を述べる投稿だった(画像はクリス・プラットのInstagramから)

 2021年11月にInstagramへ投稿した写真で、再婚した現在の妻への感謝を述べていたクリス。カメラ目線のクリスを見つめて笑う妻との写真とともに、「彼女がどんな風に僕を見てくれるか見て。こんな風に見てくれる人を見つけるんだよ」とのろけた上で、「僕たち教会で出会ったんだ。彼女は僕に素晴らしい人生と、美しく健康な娘を与えてくれた」と続け、この「健康な」という言葉に人々の批判が集中しました。

 クリスは米俳優アンナ・ファリスと2009年から2017年まで婚姻関係にあり、2012年に現在9歳となる長男ジャックを授かっていました。妊娠7カ月の早産で生まれたジャックは低体重児で生後1カ月間NICUでケアを受け、今ではすくすくと元気に育ってくれているものの筋力や視力に問題があることをアンナは自身のSNSでオープンに語るとともに、未熟児や死産を防ぐために自身の経験を語るなど積極的な支援活動も行っています。

 離婚後、クリスは元カリフォルニア州知事の米俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの長女キャサリン・シュワルツェネッガーと2019年に再婚。翌年長女のライラを授かり、2022年5月には次女エロイーズが誕生しています。

アンナ・ファリスは元夫クリス・プラットとの第1子を早産で出産 アンナ・ファリスは自身の経験をシェアし支援活動をしている(画像はアンナ・ファリスのInstagramから)

 クリスは件の投稿への批判について記事で、「“僕の妻が僕を見るような視線を向けてくれる人を探して”みたいなことを言ったんだ。それから何か彼女にくだらないことを言って、“でも愛してる。妻には感謝してるんだ。美しく、健康な娘を産んでくれた”みたいなね。そしたらたくさん記事が出ちゃって、“すごく不愉快”って言われた。“最初の子が未熟児だったのに健康な娘が生まれたことに感謝するなんて信じられない。前妻に対する当てこすり”って」と、そのとき起こった出来事を濁さずはっきりと口にしました。

 さらに、その批判記事が多数掲載されたときの気持ちを「めちゃめちゃだって感じ」とクリス。「息子はいつかこれを読むんだ。彼は9歳で、これはデジタルストーンに刻まれる」と不安を感じ、「思い悩んで、泣いたよ」と涙を流したことまでを明かしました。そして「僕の人生における祝福が、僕の身近な人にとって重荷になるのが嫌だったという感じだよ」と、妻と娘への愛を示したことでジャックが将来傷つくかもしれないことを危惧した苦しみであったと述べました。

前妻と長男に無神経な発言と批判されていたクリス・プラット 離婚後はジャック君に会えなくて寂しいとコメントしていた(画像はクリス・プラットのInstagramから)

 この記事を受け、クリスのInstagramには新しいコメントがたくさん寄せられ、その多くは「いつか息子さんがこれを読むかもと泣いたり嫌な気持ちになったりしなかったの?」「発言は奥さんに向けてのものだと思うけど、息子さんもこれを読むかもしれなくて、そうしたら妹みたいに健康じゃないからお父さんに愛されてないと思うよね、むちゃくちゃ」「嫌な奴過ぎる」などとあらためてクリスを批判するものでした。

 しかし中には「人は何か発言するとき、誰を傷つけることになるかは考えないもの。あなたは本当にただ奥さんに感謝しただけで、誰かのことを悪く言ったわけじゃない」などと、クリスの発言にもあるように、投稿はただ妻への感謝を示す以外の意図はなかったと擁護する声も寄せられています。

 クリスは炎上騒動へ言及するべきではないと分かっているようで、「僕の広報は“冷や汗ものだよ”っていうだろうね」と笑いながらコメントしています。それでもどうしても口にしておきたかった事柄であるようです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」