ゆうこす、「精神科に通うことは恥ずかしいことじゃない」発言を謝罪 「私は励まされました」と擁護の声も(1/2 ページ)

真摯(しんし)な言葉で真意を説明しています。

» 2022年07月07日 12時25分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 モテクリエイターの“ゆうこす”こと菅本裕子さんが7月5日にTwitterを更新。TwitterやYouTube「ゆうこすモテちゃんねる」などでたびたび口にしてきた「精神科に通うことは恥ずかしいことじゃないよ」というメッセージが一部で批判された件に関して謝罪しました。

 これまでにもTwitterやYouTubeで精神科に通っていることを伝えていた菅本さん。6月9日にも「私は精神科に通い始めて2年ほど経つんだけど、本当に生きやすくなったし毎日が幸せでいっぱいです」とInstagramストーリーズに投稿したところ「親に反対されて行けません」というDMが多く届き驚いたそうで、当事者の目線から「精神科に通う事は、全く恥ずかしい事じゃないよ」と思いを伝えていました。

 また、28日には「ゆうこすモテちゃんねる」で精神科に通うきっかけになったアンチからの誹謗(ひぼう)中傷や当時の症状について詳しく説明。当時は強迫性障害やパニック障害の症状が強く、1人で眠ったりお風呂に入ったりできない状態に。しかし、精神科に通い良い病院や医師と出会ったことで、地方出張の際にはビジネスホテルに1人で泊まれるまで回復したことを伝えていました。

ゆうこす 涙を浮かべて当時を振り返る菅本さん(画像はYouTubeから)

 その中で菅本さんは「やっぱりまだまだ精神科っていうのは、人から見たときに偏見だったりとか『うわ、あいつ精神科行ってんだ〜』とか思われることもあるかもしれない」といまだネガティブなイメージがつきまとうとコメント。「本当はそんなこと全然恥ずかしいことじゃないんだよ」と強調しながらも、「なんだけれども、それは事実としてあります」と偏見が簡単になくならない問題にも言及しています。

 「でも人生生きやすくしたいじゃないですか。だから勇気を振りしぼって全然怖いところじゃないので行ってみるっというのも大事だし、いろんな病院に行ってみる。そうやって自分が生きやすく自分の人生を楽しくしていく。すごく良いことなんじゃないかなと思います」と自身の経験を踏まえて、一歩を踏み出せない人の背中を押してあげたいという思いを伝えていました。

ゆうこす 菅本さんのメッセージ(画像はYouTubeから)

 このTwitterや動画での発言は多くの人に支持された一方で、「一般的に見て精神科に行くことを『恥ずかしい』と言うのはどうなのかなあ…」「通わざるを得ない人もいるので、恥ずかしいという表現に違和感を感じ悲しむ人も居るんじゃないかな」と言葉のチョイスについて難色を示す声も。

 これを受け菅本さんは7月5日、「すみません。『精神科に通うことは恥ずかしいことじゃないよ』という言葉が多くの人を傷つけてしまったようです。エゴサで知りました。申し訳ないです」と謝罪。自身が精神科に2年以上通って、ようやく普通の暮らしができるようになったためYouTubeやTwitterで発信できたとし、「ファッションで動画にするなんてありません」と筋違いの批判については強く否定しています。

 このツイートにファンからは「この動画で励まされた人は絶対多いと思う」「私は励まされました」「わたしはすごく背中をおされたし、恥ずかしいことではないんだ! という、気になりました!」と支持する声とともに「どうか自分を責めないでください」と気持ちに寄り添う声が届いていました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/17/news102.jpg そうはならんやろ “0円の画材”と“4万円の画材”、それぞれでジョーカーを描いてみた結果に驚き【海外】
  2. /nl/articles/2409/18/news120.jpg マクドナルド、兎田ぺこらとのコラボ匂わせ→斜め上の解釈で生まれた“架空のキャラ”に爆笑 「それにしか見えないw」
  3. /nl/articles/2409/17/news182.jpg 心身不調の壇蜜、1年の“30%以上が入退院”な難事に本音吐露 次々襲うネガティブ変化に「難所は多種多様」「長生きって難しい」
  4. /nl/articles/2409/17/news034.jpg 「ジオング」を“貴婦人風”に徹底アレンジした結果…… 2年がかりの“超大作3DCG”に反響 「立体化してほしい」
  5. /nl/articles/2409/18/news144.jpg 「普通に失礼だとか思わないんかな」 小浜線公認キャラの展示パネルを覆うように“貼り紙”で謝罪 観光協会「不快な思いをさせた」
  6. /nl/articles/2409/16/news010.jpg 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  7. /nl/articles/2409/18/news128.jpg 大竹しのぶ、お別れ近づく“孫娘”と笑顔のペアルック 10年後の17歳でも「私達の事覚えていてくれるかなぁ」
  8. /nl/articles/2409/18/news164.jpg 売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪
  9. /nl/articles/2409/15/news052.jpg 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  10. /nl/articles/2409/17/news173.jpg 普通に買い物してる!? 佐々木希、 “すっぴんノーガード状態”で地元スーパーに出没「違和感半端ない」「隠しきれない美人オーラ」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  3. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  4. 「僕ですかこれ」 垢抜けたい男性が“劇的イメチェン”→その大変身に「すげええ!」「泣けたわ」と仰天
  5. 第5子妊娠中の宮崎麗香、子どもたちとの“奇跡の1枚”が撮影される ギャップ満載な“現実”ショットも話題に
  6. そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  7. 天皇皇后両陛下の那須静養、愛子さまが天皇陛下のため蚊を手で払う場面も…… “仲むつまじいショット”が約240万再生
  8. 「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
  9. 合宿前の兄たち、0歳末っ子と離れたくなくて…… メロメロな“別れの光景”に「あーもうなんて尊い」「幸せ」430万再生突破
  10. 雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」