【クイズ「この動物、なーんだ?」】AIが生成した“ある動物”の名前を当ててみよう! 第2回「○○○」編(2/2 ページ)
ヒントは入力したテキスト
ヒントは“呪文”こと、入力したテキスト。「Long neck, yellowish-brown fur, reticulate pattern, inhabits African savanna, long eyelashes, about 4 meters tall, weighs about 800 kg, protruding bone in forehead, short body, long limbs, black eyes」です。「Long neck」……ほうほう。
正解は……
では、正解を発表します。AIが生成したこの動物の正体は……「キリン」! みなさん、分かりましたか?
アフリカ大陸に分布しており、陸上でもっとも背の高い動物として知られているキリン。国際自然保護連合(IUCN)は2016年、絶滅危惧種を掲載した「レッドリスト」にキリンを加えており、同年の生息数を6万8293頭と推測しています。
日本の動物園に初めて生きたキリンがやってきたのは1907(明治40)年のこと。つがいで上野動物園にやってきたキリンはオスが「ファンジ」、メスが「グレー」と名付けられ、当時の人々に大人気だったようです。
ちなみにそれ以前、中国や日本では、「麒麟(きりん)」と呼ばれる伝説上の動物が登場します。「体は鹿、尾は牛、蹄は馬に似ていて、頭上に一本の角があり、体には五色の毛」など外見の記述はキリン(giraffe)とは異なりますが、訳語として採用され現在に至ります。試しに、前述の「体は鹿〜」を英訳してStable Diffusionで画像を生成したものが以下。エゾシカかな?
またキリンの闘争行動の一種「ネッキング」は迫力満点。オス同士が首をムチのようにぐにゃりと曲げ、勢いよく相手にぶつける姿は予想以上に激しくて驚きます(関連記事)。
2017年にはケニア東部ガリッサで“白いキリンの親子”が撮影され、「まるで神獣のようだ」と話題になりました(関連記事)。
今回選定したテキストの日本語訳は「長い首、毛が黄褐色、網目模様、アフリカのサバンナに生息、長いまつげ、体高約4メートル、体重約800キロ、額にある突き出た骨、胴は短い、四肢が長い、目が黒い」でした。
画像によってはシマウマのようだったり、ハイエナのようだったりと混乱する要素がありましたが、今回は分かりやすかったかもしれませんね。
AIに生成してほしい動物のリクエストや、かわいく・かっこよく生成できるおすすめのテキストがありましたら、ぜひねとらぼ生物部(@itm_nlabzoo)に教えてくださいね。
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