劇作家・宮沢章夫さん、うっ血性心不全により65歳で急逝 1カ月前に入院し最後のツイートで「それにしても眠い。さよなら」(1/2 ページ)
お悔やみ申し上げます。
演劇ユニット「遊園地再生事業団」の公式Twitterが9月20日に更新。同ユニットを主宰していた劇作家で著述家の宮沢章夫さんが12日にうっ血性心不全で亡くなっていたことを報告しています。65歳でした。
「遊園地再生事業団」公式によると、宮沢さんは都内の病院で逝去し、葬儀は先週末に行われたとのこと。宮沢さんの長年の活動を支えてくれた人々に感謝の言葉をささげるとともに、「宮沢章夫は幸せ者です」「いま、『牛への道』で安らかに夢を見ていることでしょう」と、故人の著書名を用いながらその冥福を祈っていました。
宮沢さんは1985年、「シティーボーイズ」の大竹まことさん、きたろうさん、斉木しげるさんらとともに伝説的演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成。同ユニットの活動終了後、「遊園地再生事業団」を立ち上げ演劇界で主に活動するかたわら、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』などの小説、『考えない人』『わからなくなってきました』などの軽妙かつ独特なエッセイ集を刊行。文筆方面でも存在感を発揮しました。
しかし、2022年2月中旬に心臓の具合を調べるべく、検査入院することを自身のTwitterで報告。続く6月には医師から入院を勧められたことを明かし、「ほっとくと死ぬんだよな」「このところ息切れがひどかったがやっぱり心臓のせいだった」と深刻な病状であるとコメントしていました。
2カ月後となる8月に入院すると同時に、「いきなり集中治療室に入ったのだ。カラダにさまざままな機器類を付けられているのだった」(原文ママ)と語った宮沢さん。
「私は死なない」「死なないようにしようと思う」と繰り返しつづる中、8月20日の「それにしても眠い。さよなら。宮沢章夫」という言葉を最後にツイートが途切れていました。
関連記事
- 「EUREKA」監督の青山真治さん、食道がんのため逝去 57歳での旅立ちに「若すぎるよ……」「もっと撮って欲しかった」
妻のとよた真帆さんは「夫にもらった時間、愛情に深く深く感謝」。 - “巨大猫”のイラストレーター・もの久保さんが逝去 生前最後のツイートで「誰もが幸せであることを願っています」
親族も「作品が皆様の心の片隅でひっそりと息づいていけますように」とコメント。 - 芥川賞作家の西村賢太さんが54歳で急逝 石原慎太郎さんの死から4日後の旅立ちに「破滅型の表現者がいなくなるのは淋しい」
突然の訃報でした。 - 直木賞作家・山本文緒さんが膵臓がんのため58歳で逝去 村山由佳、井上荒野、芦沢央ら作家からも悲しみの声
ご冥福をお祈りいたします。 - 『くまのがっこう』手掛けた絵本作家・あいはらひろゆきさんが60歳で逝去 亡くなる3日前には8月の主催コンサート伝える
既に葬儀は近親者のみで終えているとのことです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
幼稚園の「名札」を社会人が大量購入→その理由は…… 斜め上のキュートな活用術に「超ナイスアイデア」「こういうの大好きだ!」
-
赤ちゃんが猫におそるおそる手を伸ばすと……猫の予想外な反応が130万再生 「猫沼にハマった瞬間」「赤ちゃんを認識し尊重している」
-
海の危険生物“ゴンズイ”を水槽に入れてみたら…… ヒヤリとする光景に「毒は絶対やばい」「ガチ草」
-
「900円は安過ぎる」 喫茶店でプリンアラモード購入→見本と違いすぎる“激盛り”に仰天 「逆写真詐欺」
-
Cocco、25歳息子の悪性リンパ腫を公表 この1年は「入退院と通院をくりかえした」「病気と戦った息子本人が1番大変だったはず」
-
プロカメラマンに「奈良っぽい写真を撮って」とお願いしたら…… 「奈良 of 奈良」「鹿もプロの方ですか?」絶賛と爆笑の210万表示
-
「そうはならんやろ」 牛肉の煮込みに赤ワインを使った結果…… まさかの展開にツッコミと共感の声
-
「怖すぎ」「絵面つよい」 “あの果物”が発火!? 知らないとヤバい「電子レンジに入れてはいけないTOP10」がためになる
-
釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
-
「うさぎの目は360度見える」説を検証したら、想像の斜め上だった 驚きの結果に大反響「マジかよww」「すばらしい!!」
- 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
- 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 同情せざるを得ない衝撃の光景に「私でも笑ってしまう」「こんなん見たら仕事できない」
- 「ロッチ」中岡、顔にたっぷり肉を蓄えた激変ショットに驚きの声 「これ…ヤバいって」「すごい変身っぷり」
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- “スケスケ成人式コーデ”が物議のモデル、「3度見される服」を披露 「コレは見ちゃうわ」「洗っても大丈夫なのか」の声
- 「東京チカラめし」約2年ぶりに東京で“復活” まさかの出店場所に驚き「脳がフリーズしそうに」
- 業務スーパーの“高コスパ”人気冷凍商品に「基準値超え添加物」 約1万5000個販売……自主回収を実施
- イオンモールで販売「シフォンケーキ」にカビ発生、5000個回収へ “下痢”の報告で調査中……出店企業が謝罪
- 【今日の計算】「500×99」を計算せよ
- ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』、舞台が見えづらいとの指摘に謝罪 「視認性の改善を講じる」
- 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
- 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
- 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評