「無視は虐待の共犯」 1児の母・松本莉緒、子ども見守る重要性と通報呼びかけ「見つけたら怖がらず電話して」（1/2 ページ）

虐待の可能性を感じた場合、「189」に電話することが1つの手段です。

[Yuka，ねとらぼ]

　俳優でヨガインストラクターの松本莉緒さんが9月20日、自身のInstagramストーリーズを更新。子どもの虐待現場に遭遇して通報した経験があることを明かしながら、子どもを見守る重要性を強く呼びかけています。

2020年に第1子を出産した松本さん（画像は松本莉緒 公式Instagramから）

　1児の母である松本さんは「子どもは愛の塊。大人の良いところも悪いところも大きく受け入れ愛してくれる。子どもから学ぶ事は本当に多いし子どもに感謝して生きましょう」と投稿。「どんな事情があれ子どもに当たったりお世話を放棄したり雑に扱ったりとかしないでほしい。大体が自分の余裕の無さ。自分のやりたいタイミングに子どもがそうしてくれない事へのイライラ」と、子育てへの思いを明かします。

子育ては責任を持つことが前提（画像は松本莉緒 公式Instagramから）

　続けて「これまで子どもを殴ったり蹴ったり、八つ当たり、罵声を浴びせたりなどの現場に遭遇し、4〜5回警察や虐待コールをした事があります」と松本さん自身が過去に、虐待現場に遭遇した経験を告白。「周りの方も無視は虐待の共犯です。見つけたら怖がらず189に電話してください」と全国共通の電話番号で、近くの児童相談所につながる児童相談所虐待対応ダイヤル「189」を紹介し、呼びかけました。

「無視は虐待の共犯」（画像は松本莉緒 公式Instagramから）

　「親は周りに見えないと思ってこっそりしていることが殆どだけど、周りから見てあやしいと思う光景があったら見逃さないでほしい」と繰り返し思いを伝えた上で、「子どもは愛の象徴です。もっと世界全体でしっかり見守るべきです。産まれた事が奇跡。命をみんなで大切に繋ぎましょう」と、見守りの重要性を訴えています。

　子役出身の松本さんは2019年10月に一般男性と結婚し、12月3日に第1子の妊娠を、「責任と不安が入り混じっている気持ち」とプレッシャーを明かしながらInstagramで発表。2020年5月に第1子長男を出産し、子育ての様子をたびたび公開しています。

虐待相談窓口

児童相談所虐待対応ダイヤル「189」