最強タッグじゃん! 「ルパン三世VSキャッツ・アイ」、2023年にPrime Videoで独占配信 「この時を待っていた!」と期待に沸く声(1/2 ページ)

強カードにもほどがある。

» 2022年09月22日 19時15分 公開
[羽野源一郎ねとらぼ]

 アニメーション映画「ルパン三世VSキャッツ・アイ」がAmazon Original作品として、2023年からPrime Videoで世界独占配信。北条司さん原作のコミック『キャッツ・アイ』が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた1980年代を舞台に、泥棒と怪盗による爽快なクライム・アクションが繰り広げられます。

Amazon Original『ルパン三世VSキャッツ・アイ』PV第1弾解禁! 2023年よりPrime Videoにて “世界独占配信”決定!
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」ロゴ 両作品のアニバーサリーを記念した「ルパン三世VSキャッツ・アイ」

 「ルパン三世VSキャッツ・アイ」は、モンキー・パンチさん原作コミックの『ルパン三世』アニメ化50周年と、北条さんの初連載作品である『キャッツ・アイ』40周年を記念した作品。ある時は喫茶店の美人三姉妹、ある時は怪盗キャッツアイとして活動している来生三姉妹の父が遺した「3枚の絵」を巡り、両作品のキャラが入り乱れながら絵に隠された秘密へと迫っていきます。

 制作を担当するのは、『ルパン三世』『キャッツ・アイ』のテレビアニメ化を手掛けたトムス・エンタテインメント(TMS)。モンキー・パンチさんを“大先輩”と仰ぐ北条さんの「ルパンの世界観にキャッツたちが存在している様に見せたい、ルパンのキャラクターに寄せてほしい」とのオーダーを受け、両作品のキャラクターデザインを一新。

 結果としてルパンは、1984年から1985年にかけて放送された「ルパン三世 PARTIII」と同じピンク色のジャケットを着用することに。プロデューサーの石山桂一さんは、「80年代のルパンと言えばピンク」との思いからジャケットの色を決めたと明かしています。

「ルパン三世VSキャッツ・アイ」ティーザービジュアル 「ルパン三世VSキャッツ・アイ」ティーザービジュアル

 『ルパン三世』を中学生のころから読んでいたという北条さんは、「モンキー・パンチ先生がこのコラボの話を聞かれたらどんな反応をされていたかな……? と考えずにはいられません」とコラボ作発表に際してコメント。生前のモンキー・パンチさんとの思い出を振り返るとともに、「今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています」と喜びを伝えています。

 エム・ピー・ワークス代表の加藤州平さんは実父であるモンキー・パンチさんが生前、「『キャッツ・アイ』と『ルパン三世』が対決したらきっと面白い作品になるだろう」と、楽しそうに話をしていたことを述懐。父が1人のファンとしてアニメ「ルパン三世」シリーズを楽しんでいたことから、「きっと、今回の企画も、ファンの1人として、作品完成を待ちわびていると思います」とコメントしています。

 それぞれのオリジナル版を踏襲したキャスト陣が名を連ねている「ルパン三世VSキャッツ・アイ」。ルパン三世役の栗田貫一さんはまさかの対決に驚くとともに、「ルパン、次元、五ェ門と銭形のとっつぁん。そして、不二子ちゃんと3姉妹! 今からとても楽しみです!」と期待を寄せており、来生瞳役の戸田恵子さんは、「何十年ぶりとかは最早考えたくない!(笑) お祭り気分で楽しもうと思います」と意気込みを語っています。

 ネット上には、「この時を待っていた!」「コミック、アニメ、映画とはまたちがう世界が広がる楽しみ」との期待の声や、「ビジュアル面に色々と納得」「だからジャケットはピンクなのね」などキャラデザへの感想が投稿されています。

『キャッツ・アイ』原作者:北条司先生コメント

 『ルパン三世』は、中学生の時から読んでいた大先輩の作品です。モンキー・パンチ先生がこのコラボの話を聞かれたらどんな反応をされていたかな……? と考えずにはいられません。 生前、何度かバーでご一緒する機会がありましたが、お互いマンガのお話をすることはありませんでした。ある時、人づてに頼みたいことがあると言われ、ただそれをおうかがいする前に亡くなられてしまいました。それがさすがにこのコラボの話ではなかったとは思いますが、今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています。

エム・ピー・ワークス代表:加藤州平さん(モンキー・パンチ先生 次男)コメント

 モンキー・パンチは、『キャッツ・アイ』の世界観が大好きでした。『キャッツ・アイ』と『ルパン三世』が対決したらきっと面白い作品になるだろうと、楽しそうに話をしていたことがあります。親しく交流させていただいた北条先生の『キャッツ・アイ』と、『ルパン三世』のコラボレーションは、熱望していたモンキー・パンチにとって、夢のような企画だと思います。原作者でも、アニメの『ルパン三世』は、ファンの1人として楽しむ人でした。きっと、今回の企画も、ファンの1人として、作品完成を待ちわびていると思います。

ルパン三世役:栗田貫一さんコメント

 『ルパン三世』はアニメ化50周年、『キャッツ・アイ』は原作40周年。記念すべき年に、まさかの対決? ができるとは思っていませんでした。ルパン、次元、五ェ門と銭形のとっつぁん。そして、不二子ちゃんと3姉妹! 今からとても楽しみです!

来生瞳役:戸田恵子さんコメント

 お話聞いて、えーー? マジーー? って感じでひっくり返りました!(笑) 何十年ぶりとかは最早考えたくない!(笑) お祭り気分で楽しもうと思います。

プロデューサー:石山桂一さんコメント

 『ルパン三世VS名探偵コナン』に継ぐ夢のコラボ作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』。泥棒VS怪盗ということもあり華麗でスタイリッシュなアクション要素も満載なテンポのいい作品に仕上がりました。北条先生からモンキー先生へのリスペクトもあり「ルパンの世界観にキャッツたちが存在している様に見せたい、ルパンのキャラクターに寄せてほしい」というオーダーがあったため、漫画家の中田春彌先生にイラストを描いていただき、両方のキャラクターを一新いたしました。また、ルパンのジャケットがピンクなのは、『キャッツ・アイ』の時代設定が80年代であり、本作もその時代設定をフィーチャーしているため「80年代のルパンと言えばピンク」という思いがあり決定しました。

「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット
「ルパン三世VSキャッツ・アイ」第1弾PVのカット

(C)モンキー・パンチ 北条司/ルパン三世VSキャッツ・アイ製作委員会

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」