「正直100キロはいかないと思っていた」 えみっくすが“デブ界の橋本環奈”を自称するまで(1/2 ページ)
10年を振り返りました。
“デブ界の橋本環奈”――そんなキャッチフレーズとともにネットで注目を集めたのが、100キロ以上のデブをレンタルできる「デブカリ」で人気No.1(金のデブ)を誇り、プラスサイズモデルとしても活躍するえみっくすさん(23歳設定)。身長155センチ、体重105キロというわがままボディーでありながら、どことなく“はしかん”をほうふつとさせるキュートな顔立ちで、話題となっています。
現在は、自ら「職業、デブ。」とポジティブに捉えた環境で活躍するえみっくすさんですが、それまでの経歴は親友の逝去、システムエンジニア、婚約破棄、ニート期、メンタルどん底のライブ配信期、など波瀾(はらん)万丈な人生を歩んできました。
そんなえみっくすさんの10年間にフォーカスを当て、写真とともにプレイバック。「本当に人に恵まれていた」と語る人生のハイライトを伺いました。
父の影響でシステムエンジニアに 北海道から東京へ飛び出した26歳
10年前は、大学卒業後なかなか就職先が見つからず、アルバイトをしていたコールセンターに一度就職。その後は、文系出身ながらIT関係の仕事をしていた父の影響でシステムエンジニアの仕事に就き、東京のIT会社へ就職します。
えみっくす 大学時代、留学や親友の逝去などで学校に行けなくなり、半年間留年をした時期がありました。そこから就職先を探すとなるとなかなか見つからなくて……SEとして働き始める前は、当時アルバイトとして働いていたコールセンターで働くことにしたんです。
――SEとして働き始めたのはなぜですか?
えみっくす もともと父がIT系の仕事をしていた関係で小さいころからPCに触れることが多かったので、得意なものを仕事にしようと思いSEになりました。2013年頃から本格的に仕事としてスタートしたのですが、文系出身ということで、SEとしてはかなりハンデがある状態でした……。このころは専門的な言語を学んで、一生懸命仕事に打ち込んでいる時期ですね。
あと、当時AKB48のメンバーだった小嶋陽菜さんがものすごく好きで、髪形とか使っているシャンプーとかを全部まねしていた時期でもあります。2014年に握手会へ行くため名古屋を訪れたんですけど、そのときに初めて東京以外の本州に足を踏み入れて広い日本を実感して、地元の北海道から一歩飛び出そうと決意しました。
――その後、東京に上京するわけですね
えみっくす はい。その後、東京のIT会社に転職することになり、地元の北海道から東京へ上京しました。2015年になっても、なかなか東京にはなじめなくて、地元からの友達とばかり遊んでいましたね。
あとはすごく不規則な生活で、太り始めた時期でもあります。今までは普通の洋服のサイズでも着られていたものがだんだん着られなくなってきて、大きいサイズの洋服でかわいいものを頑張って見つけていました。
「大きなバグを出してしまって……」 実力不足で逃げたかった2018年
慣れない東京での生活で体重が増加したえみっくすさんですが、2016年、地元に住んでいたころから一緒に生活していた愛猫・たつきちが虹の橋を渡り、一気に体重減することに。
えみっくす 一緒に東京へ来ていたたつきちが死んじゃって……。すごくショックで1〜2カ月くらいずっとご飯が食べられなくて7キロくらい痩せました。当時、80キロとかかな。まだ東京になじめず、友達もいなかった。すごく落ち込んだ時期が続きました。
ただ、上京する前からずっと「北海道コンサドーレ札幌」というサッカーチームが好きで、試合のときにはサポーターの友人が北海道から出てきたり、東京以外に引っ越した友達に会いに行ったりしていて、自分の中で一番楽しい時間でもありました。
――なかなか大人になってから友達を作るのは大変ですよね。仕事も続けている時期ですか?
えみっくす 2017年頃からは、自分が求めているものや周りが求めているもの、経歴年数と自分の実力などにすごく差を感じることが多くなりました。そのころかな、すごく大きなバグを出してしまって……。もしかしたらみなさんがプレスリリースで見たことがあるんじゃないかというレベルのバグで、結構心が折れていました。
給料が入ったら、全部旅行や化粧品に全部使ってしまうくらいストレス発散をしないと耐えられない時期でしたね。
――完全に心が折れてしまったわけですね……
えみっくす 結局仕事を辞めて、結婚しようと思って山口県の離島に行ったこともありました。最初は、離島での暮らしをYouTubeやInstagramなどで発信しよう、と離島での生活をキラキラした気持ちで夢見ていたのですが、地元が北海道とはいえ、都市部で生活してきたことしかなかったので、東京とのギャップを感じてしまって……。やっぱり離島に住むのは難しいということで、婚約を破棄して東京に戻ることになります。
――ガラリと人生が動きましたね。一度リセットするような時期でしょうか。
えみっくす というよりも、ずっと悩んでいた時期を乗り越えて、そこから逃げれるという思いが大きかったです。
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