「正直100キロはいかないと思っていた」 えみっくすが“デブ界の橋本環奈”を自称するまで(2/2 ページ)

» 2022年10月17日 07時40分 公開
[のとほのかねとらぼ]
前のページへ 1|2       

“デブ界の橋本環奈”との邂逅 ライブ配信での才能の開花

えみっくす

 仕事を辞め、婚約破棄を乗り越えたえみっくすさん。しかし、仕事へのコンプレックスを乗り越えられず、なかなか次のスタートを切れない時期が続きます。

えみっくす 2018年は、結局山口県に行くのをやめて、東京で暮らしていこうと決意したんですけど、SEとして働いていた時期を思いだすと、IT関係に戻る決心ができなくて……。1年ほど、フラフラしていました。暇だったということもあり、サッカーの試合にはアウェイの試合もほとんど見に行っていました。それだけが生き甲斐でしたね。

 2018年の年末頃からかな、友達の紹介で17LIVEで配信を始めました。それまでは、東京になじめなくて地元の友達やサッカー関係で知り合った地元の知人たちと遊ぶことばかりだったんですけど、17LIVEで出会ったライバーの友達とも遊びに行ったり、旅行に行ったりするようになりました。

えみっくす ライバーとして活動をスタート

――デブ界の橋本環奈と自称し始めたのもこの頃ですか?

えみっくす そうですね、2〜3回言われたことを真に受けて自分で何回も言っていました。配信だと、正直小顔効果を使えば問題なかったんですが、ファンの人とリアルのイベントで触れ合う機会が多くなってきて、リアルで見ても画面通りにかわいい自分でいたいなと思いはじめたころでもあります。

――ヘアメイクなど本人を意識することもありましたか?

えみっくす 自分が似ている人にヘアメイクを寄せるのが、あか抜けの近道と聞いたことがあったので、あか抜けたくてメイクやカラコンを変えたこともありました。

プラスサイズの自分を売りに ついに大台100キロ超へ

 2020年からは、17LIVEからプラットフォームを変えてPocochaで配信を開始。新型コロナウイルスが猛威を振るい始めたことを機に、ライブ配信の需要は高まり、配信者としてのえみっくすさんのポジションも定まり始めます。

えみっくす ちょうどPocochaに変えてから新型コロナウイルスがはやり始めて、ライブ配信もコロナバブルと呼ばれるような時期があったんです。そのころに、「もしかしたら私もすごい人気になれるんじゃないかな」と思うようなことがたくさんありました。

――ちなみに挙げるとしたらどのようなことが?

えみっくす サッカー雑誌とPocochaがコラボして裏表紙の出演を懸けたイベントが行われたときに、もしかしたら選ばれるかもしれないっていうところまでいけたんです。結局出演はかなわなかったのですが、視聴者さんの応援が必要なものだったので、結構頑張っていました。

 あとは、配信がすごく盛り上がっていた。たくさんの人が応援してくれていましたし、他のライバーさんが偵察に来てくださることもあったんです。私からすると、偵察に来てくださるのは人気のあるライバーさんのひとつの証しだと思っていたので、自分が今までなってこなかった立場にこのときなれたのかなとすごくうれしかったです。

えみっくす Pocochaでの活躍が大きな自信に

――どういったところが人気のポイントだったと思いますか?

えみっくす 例えば「太っている」というコメントに対して面白い返しをして、自分の体形をウリにする配信を目指していました。ファンの方も面白い配信にするためにわざとツッコミやすいコメントをしてくださったりとか、楽しい配信をしていたのが理由だったのかもしれません。

 写真を見て頂くと分かるんですが、このころから急に太り始めて100キロを超えます。ライブ配信で自分が太っていることをコンテンツにしていると、油断してたくさん食べてもやばいなって気持ちが一切なくなっちゃったんです。正直100キロはいかないと思っていたのでびっくりしました(笑)。

本格的に“デブ”を職業に

 しかし、新型コロナの自粛期間が明けると、ライブ配信も普段の落ち着きを取り戻します。人気ランクから自分の名前が消えていくことに耐えられなかったえみっくすさんは、ライブ配信をストップします。

えみっくす 自粛期間が明けると一気に人がいなくなりました。やっぱり一度、自分が楽しかった時期を経験してしまうと、元に戻っただけなのに、精神的に耐えきれなくて配信できなくなってしまったんです。Pocochaってライバーさんが人気順でランクになっているんですけど、どんどんランクが下がってしまって、自分のプライドが許さなかったんです。恥ずかしいなと。

 ちょうどそのころから、プラスサイズのお洋服ブランドからPRの仕事をいただいて、お洋服をSNSに掲載したのをきっかけにフォロワーさんが増えていきました。これまではぽっちゃりのお仕事とは無縁だったのが、ぽっちゃりの世界とつながったきっかけだったので、この時期は思い入れがあります。

えみっくす プラスサイズモデルとして活躍も

――2021年頃からはSNSメインの活動になっていったんですね。

えみっくす そうですね。これまでは、自分が“着られる”服を選択することが多かったんですが、この時期くらいから自分が“着たい”と思える服を着られるようになって、おしゃれを楽しんでいました。

 一時期、ライブ配信を復活させていた時期に、群馬のロックハート城のドレスを着たいと話したら、視聴者さんから「(着られる)サイズがない!」と言われていたんですけど、サイズがあったんですよ!(笑)私より大きなサイズも用意されていて、かわいいドレスを着られることができました(笑)。

えみっくす ロックハート城でドレスを着用

えみっくすの10年 「本当に人に恵まれていた」

えみっくす ライブ配信を毎日頑張っていた時期はつらかったし、メンタルもどん底でした。でも、当時は全然思わなかったですけど、あれだけたくさんの人に応援してもらえたのは本当に幸せなことだったなと思っています。お金を使うこともそうですし、毎日2〜3時間私の配信を見るために時間を割いてくれるってなかなかない。

 働いていた時期もつらいことがありましたけど、振り返ると、私の人生は本当に人に恵まれていた。仕事はつらかったけど、職場はつらくなかったとか、婚約破棄したことはつらかったけど、東京に帰ってきても居場所があった。もし、あのとき結婚していても居場所はあったと思うし、今ももちろんそう。人に恵まれているなと思いました。

――これからはどのような活動をイメージされていますか?

えみっくす ネットを見ていると、「えみっくすを見ていると元気が出る」とか「勇気が出る」「太っていることが気になっていたけど、気にならなくなった」と言ってもらうことがすごく多いんです。そういう方々や、見てくれる方がもっと元気になるような活動をしたいですし、もっと活動の幅を広げていきたいなと思います。

えみっくす

プレゼントキャンペーン

 ねとらぼエンタの公式Twitterをフォローし、プレゼント企画の告知ツイートをRTしてくださった方の中から抽選で2名に、えみっくすさんサイン入りチェキをプレゼントします!

えみっくす

(1)ねとらぼエンタ公式Twitterアカウント(@itm_nlabenta)をフォロー

(2)告知ツイートをRTで応募完了

注意事項

  • 締切期限は10月24日正午
  • 当選者には編集部からDMでご連絡します。DMが解放されていない場合には当選無効となりますのでご注意ください
  • いただいた個人情報はプレゼントの発送のみに使用し、送付後は速やかに処分します
  • ご応募完了時点で、アイティメディアのプライバシーポリシーへご同意いただいたものと致します。応募前に必ずご確認ください
  • チェキは選べません

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/1608/02/news135.jpg 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. /nl/articles/2402/27/news036.jpg 【今日の計算】「699×7」を計算せよ
  3. /nl/articles/2402/28/news025.jpg 1歳兄、年子の弟を受け入れられず泣いて嫌がり…… 日々少しずつ近づく距離に「こうやってお兄ちゃんになっていくんですね」
  4. /nl/articles/2402/28/news018.jpg 勉強を見張りにきた鳥さん、ツッコミ殺到の“5分後の姿”が114万表示! 「頑張りすぎて脳が」「首埋まるの最高」
  5. /nl/articles/2402/27/news134.jpg 「ずっと手を触って」「強烈な口説きが」 グラドル、元K-1王者のセクハラ行為を“告発”→反論しバトルに 「引っ込んどけよロバは」謎の容姿罵倒で流れ弾も
  6. /nl/articles/2402/27/news196.jpg 「これはダメだろ」「ただの危険行為」 街中で奇声上げ走るランナー集団が物議…… サポート役のミズノが謝罪
  7. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. /nl/articles/2402/28/news022.jpg 赤ちゃん返りした2歳長男、保育園の先生の言葉にママが号泣…… 大切なことに気付いた出来事に「いろんな部分で共感の嵐です」
  9. /nl/articles/1611/04/news117.jpg 「ヒルナンデス!」で道を教えてくれた男性が「丁(てい)字路」と発言 出演者が笑う一幕にネットで批判続出
  10. /nl/articles/2402/28/news086.jpg 「FINISH」のはずが「FUNISH」に…… 東京マラソンTシャツに「まさかの表記ミス」、アシックス謝罪「深くお詫び」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小泉進次郎、生後3カ月の長女を抱く姿に「貴重なパパの顔」 2023年末には小泉元首相の“幸せじいじ姿”も話題に
  2. 庭にアジサイがあるなら知っておくべき!? 春になる前に急いでやりたい“大きな花を咲かせる”お手入れ術に反響続々
  3. 生まれたばかりの孫に会いに来た両親、赤ちゃんを見た瞬間号泣し…… 幸せあふれる光景に「一緒に泣いちゃいました」
  4. つんく♂、「僕の大好きな妻」と元モデル妻の貴重ショット公開 「めちゃくちゃお綺麗」と反響
  5. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  6. 「ずっと手を触って」「強烈な口説きが」 グラドル、元K-1王者のセクハラ行為を“告発”→反論しバトルに 「引っ込んどけよロバは」謎の容姿罵倒で流れ弾も
  7. 2歳娘、帝王切開で入院するママの前では強がっていたが…… 離れてから号泣する姿に「いじらしくて可愛くて朝から泣いた」
  8. 業務スーパーの“高コスパ”人気冷凍商品に「基準値超え添加物」 約1万5000個販売……自主回収を実施
  9. 長女と赤ちゃんの夜のルーティンが「可愛いしか言えん」 愛が強すぎな姉から逃げる姿に「嫌いじゃないのねw」「素敵な姉妹」
  10. 「ほんと愛でしかない」「心から尊敬します」 “6男7女の大家族”うるしやま家のスーパーママ、“15人分のお弁当作り”が神業レベルで称賛の声
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「天までとどけ」長女役、芸能界の「負の連鎖」訴え 主演俳優の“お誘い”拒否し「他の演者やスタッフからも無視」「本当の事なんか誰も話さない」
  2. 田代まさし、南部虎弾さん通夜で“一団”に絡まれる騒動へ……にらみ合いの末に「ちょっと来い」「止めろよお前」
  3. 妊娠中の英俳優、授賞式での“金太郎”ドレスが賛否両論 「半裸の妊婦なんて見てられない」「ホットなママ」
  4. 「変わんないもん俺のと」 所ジョージ、ホンダ軽を超速カスタムで高級外車と“まったく同じ”外見に 「朝から楽しいよ」「完璧!」
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 「意識もうろう」「何も食べられない」 すい臓がんステージ4の森永卓郎、痩せた顔出しで“最悪の時期”告白 息子は「『死ぬ』が冗談に聞こえなかった」
  7. 授業参観の度に「かっこいい」と言われた父親が10年後…… 「時間止まってる?」と驚愕の声がやまない父子の姿が870万再生
  8. 65歳マドンナ、ワールドツアー中のダンスが“おばあちゃん”だと視聴者衝撃 「もうやめなよ」「こんなふうに終わりを迎えるなんて」
  9. 人気ブロガー医師が4年の闘病の末に42歳で逝去 夫が伝える「素敵な女性がいたということを皆様の心に残していただければ」
  10. 能登半島地震により海底が“隆起”→すさまじい様子を収めた写真に「自然の脅威を感じる」