ナゲットがライスの山を転げ落ちる! 国道411号復旧記念「落石カレー」が話題 店員「スタッフの鬱憤から生まれた」(1/2 ページ)

販売店のある道の駅たばやまに話を聞きました。

» 2022年10月17日 18時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 岩に見立てたナゲットが、ライスの山からカレーへ転げ落ちる――。国道411号の「道の駅たばやま」に登場した、「落石カレー」がTwitterで注目を集めています。これがなんと、落石による通行止めの復旧記念メニュー。ブラックジョークのようでいて、注意喚起ともとれる演出に脱帽です。

落石カレー ライスに突き刺さった紙コップの意味は……?
落石カレー 中には積まれたナゲットが
落石カレー 取り去ると落石のように転げ落ちる。

 国道411号は、東京都八王子市から山梨県甲府市へ通る一般国道です。6月15日に山梨県の丹波山(たばやま)村保之瀬地内で落石が発生し、岩塊の撤去や対策工事のため全面通行止めとなっていました。

 10月14日11時、工事が進んだことでようやく規制は解除。村唯一の国道が4カ月間も不通となり打撃を受けていた道の駅たばやまは、10月15日から11月6日まで復旧記念のイベントを開催決定しました。

 落石カレーは、イベント用に登場した新メニューです。山型に持ったライスの上に、ナゲットを詰めた紙コップを突き刺した状態で提供されます。紙コップを抜き取ると、中のナゲットが転げ落ちて、すそ野のカレーに落ちるという寸法です。

 このユニークな仕掛けは、利用者の「商魂とユーモアがあふれすぎ」と紹介したツイートなどの影響で広く拡散。「通行止めで生活も観光も大打撃を受けていたのに、それを逆手にこんなことを思いつくなんて最高」と、感心する声が上がりました。

 編集部は道の駅たばやまに取材し、反響について聞きました。

――なぜ「落石カレー」は生まれたのでしょう。

道の駅たばやま通行止めの影響で、村は閑散としてしまいました。「落石カレー」はそのときに溜まりに溜まった、スタッフの鬱憤(うっぷん)から生まれました。

――売れ行きはいかがですか。

道の駅たばやままずまずといったところです。優しいお客様が注文してくれます。

――実際に来ているお客さんの様子を教えてください。

道の駅たばやま実際に注文して動画を撮っている方もいて、上手に「落石」を撮影されているなと思います。

画像提供:のめこい湯・道の駅たばやま(@nomekoi_yu

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」