マクドナルドの店舗装飾がいつもと違う? 知ればやさしい気持ちになれる、「青いマックの日」=「マックハッピーデー」の話

この日に購入された「ハッピーセット®」の個数に応じて、マクドナルドが寄付を行います。

» 2022年11月02日 12時00分 公開
[家原PR/ねとらぼ]
PR

 みなさんは、ここ数週間くらいの間にマクドナルドに立ち寄ることはあったでしょうか?  店の前を通りかかったり、店内に足を踏み入れたりした人は、何かいつもと違う雰囲気に気づいたかもしれません。

 お店の外観が飾り付けられている? クルーのみなさんが青いTシャツを着ている……?

 実はこれ、11月6日の「青いマックの日」=「マックハッピーデー」に向けて、お店をテーマカラーのブルーに装飾しているところなんだそうです!

 ねとらぼ編集部が訪れたマクドナルド 多摩堤通り喜多見店は、店内のいたる場所がさわやかなブルーに飾り付けられていました。マクドナルドといえば赤や黄色のイメージがあるので、ちょっと新鮮ですね。

 店舗によって装飾はさまざま異なるそうですが、全国のマクドナルドで共通しているという「青いマックの日」。いったいどんな日なのか、知っていますか?

「青いマックの日」=「マックハッピーデー」とは

 「青いマックの日(マックハッピーデー)」当日にマクドナルドでハッピーセットを買うと、1セットにつき50円がマクドナルド(※)から公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンへ寄付されることになっています。 (※:日本マクドナルド株式会社またはそのフランチャイズ法人)

 今年の「マックハッピーデー」は「青いマックの日」というテーマを掲げているので、それで店舗が青色に装飾されていたんですね。

 通常時はレジ横募金や募金付きクーポンを通じて支援を受け付けているマクドナルドですが、この日に限っては、通常価格と同じ価格でハッピーセットを買うだけで、マクドナルドから寄付が行われます

 寄付先であるドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンは、入院中の子どもとその家族を支援する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の運営などを行っている公益財団法人です。

入院中の子どもたちとその家族を支援する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」

 ドナルド・マクドナルド・ハウスは、入院中の子どもの家族が利用できる滞在施設です。病院の中もしくはすぐ近くに立地しており、日本では2022年10月現在、全国12カ所で運営されています。

 子どもが入院するとなると、家族としては「最善の治療を受けさせたい」「できるだけたくさん面会して励ましたい」と思う一方で、その負担は精神的・肉体的・そして経済的にも大きくのしかかります。特に、病院と自宅が遠く離れている場合はなおさらです。

 そんな家族が、病院のすぐ近くに1人1泊1000円で宿泊でき、ホテルよりも自宅に近い雰囲気の中で日常生活を送れる施設がドナルド・マクドナルド・ハウスなのです。

ドナルド・マクドナルド・ハウス東大 東京大学医学部附属病院近くのドナルド・マクドナルド・ハウス(東大ハウス)

 2022年5月から7月にかけて東大ハウスを利用していた、越智さんご家族に話をうかがうことができました。

ドナルド・マクドナルド・ハウスを利用した越智さんご家族 越智吉洋さん・茜さんご夫妻と、娘のゆういちゃん

 茜さん 「予定日より早く産まれてきた娘は、約2カ月入院していました。私たち夫婦は共働きで、生活も仕事も準備できていないまま、0歳の娘の入院生活が突然始まったので『明日からどうしよう!』という感じで。そんな時に看護師さんからドナルド・マクドナルド・ハウスの存在を教えていただき、娘が退院するまでの2カ月間、夫婦でお世話になっていました」

ドナルド・マクドナルド・ハウスのベッドルーム

 吉洋さん 「病院の面会時間は12時から17時までと決められていました。自宅から病院までは片道約1時間。平日に働きながら毎日娘に会いに行くというのは不可能で、どちらかひとつを取るしかないのかと思いました。ですがここに宿泊できたので、仕事を続けながら、娘に毎日会いに行くことができました

 茜さん 「私は産後6日で東大病院を退院した後、そのままここに滞在して、雨の日も風の日も娘の面会に行きました。会いに行けなかったのは、2カ月のうちたった1日だけです! 病院から離れた自宅から通うのでは、絶対にこうはいきませんでした」

 また、ドナルド・マクドナルド・ハウスは、家族ごとに独立したベッドルームがある一方、キッチンやダイニングルームはひらけた共有空間となっているので、他の利用者家族と顔を合わせることもあります。

 吉洋さん 「(コロナ禍の中だったので、交流はあまりできませんでしたが)キッチンスペースなどに他のご家族がいらっしゃるのを見かけると、『自分たちだけじゃないんだ』と思えて、心強かったですね。ここで2カ月間過ごせたことで、“親になる”という覚悟ができたなとも思います」

 茜さん 「娘に面会して終わりではなく、先生から病状のお話があったり、自分自身も診察を受けたりと、日々やっぱり大変ではあって。そんなとき、無料でいただける食料品や支援物資にとても助けられました

 利用者に無料で提供されている食料品や消耗品は、企業や自治体、および個人から寄せられた支援物資です。また館内には生活家電からおもちゃ・漫画まで、利用者家族とその子どもがゆったり過ごせるようにたくさんの設備も整っていますが、そのほとんどが支援物資、または募金・寄付で購入された品です。

 マクドナルドのレジ横募金や募金付きクーポンを通じて集まったお金、そして「青いマックの日(マックハッピーデー)」当日のハッピーセット購入によって集まったお金は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンを通じて、このようなハウスの運営、ハウス内の利用者支援、そして新しいハウスの建設のための費用などに充てられます。

 茜さん 「青いマックの日(マックハッピーデー)の日は……もし何を食べようか迷っていたら、このことを思い出して、ハッピーセットを選んでもらえたらいいなと思います。マクドナルドは『スマイル』のキャッチコピーが有名ですけど、これも誰かのスマイルにつながる、素敵な取り組みですよね」

「レジ横募金」が減っている今だからこそ、チャリティ活動に注目してほしい

 マクドナルドは「マックハッピーデー」以外にも、レジ横募金などを通じて、普段からチャリティー支援活動を行っています

 ですがキャッシュレス決済が浸透してきた昨今、小銭で募金する人というのは少なくなってきているのでは? マクドナルドの広報さんに聞いてみました。

 マクドナルド広報 石黒さん 「おっしゃる通りです。特にコロナ禍を経たことで、キャッシュレス決済が一気に浸透して、レジ横募金で集まる金額は少なくなりました

 コロナ禍の影響もあり、レジ横募金のボリュームが少なくなってきてしまっているという現状がやはりあるようです。

 ただ、レジ横募金のボリュームが少なくなってきてしまっても、支援を必要とする家族の数が減っているわけではありません。むしろ医療が発達すればするほど、今まで救えなかった子どもたちの命を救えるようになり、病気とともに生きていく家族の数も増えていきます。

日本マクドナルドのチャリティー活動 日本マクドナルドの公式ホームページより

 マクドナルド広報 石黒さん 「レジ横募金以外にも、募金金額が上乗せされたクーポン(公式アプリで配信されています)を使っての購入、クレジットカードユーザー向けモバイルオーダーからの寄付など、キャッシュレスで支援を行える方法も用意しています。『青いマックの日(マックハッピーデー)』をきっかけに、マクドナルドのチャリティ活動に興味を持っていただけたら、大変うれしいです

 2022年10月には、日本で12施設目となるドナルド・マクドナルド・ハウスにいがたが誕生しました。今後は大都市だけでなくもっとさまざまな場所で、子どもとその家族をサポートできるハウスを増やしていくことを目指しているそうです。

クルーのみなさんの思いがこめられた、ブルーの店舗装飾

 そして「マックハッピーデー」の今年のテーマは、青いマックの日。店舗の装飾やポスターをきっかけに、マクドナルドのチャリティー活動に少しでも関心を持ってもらいたい! 店内の装飾には、飾り付けたクルーのみなさんのそんな思いがこめられていました。

 取材したマクドナルド 多摩堤通り喜多見店は「ドナルド・マクドナルド・ハウスせたがや」から徒歩圏内の場所にあることもあって、クルーのみなさんが特に積極的にチャリティ活動に取り組まれているとのこと。

 装飾をきっかけにお客さんと会話をしたり、メッセージを書いてもらったり……「青いマックの日(マックハッピーデー)」をきっかけに、あたたかいコミュニケーションが生まれているようでした。

 装飾スケジュールや仕様は店舗によって異なるものの、11月6日の「青いマックの日(マックハッピーデー)」前後までは飾り付けが続けられる予定です。

 1年のうち今しか見られない、ちょっとレアな「青い」マック。マクドナルドに立ち寄った際にはぜひこの記事を思い出して、マクドナルドのチャリティー活動に思いを馳せてみてください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/05/news100.jpg 「直ちに投稿削除を」と警告  FRUITS ZIPPERの動画巡り所属事務所が“異例の声明” 「法的措置を検討」
  2. /nl/articles/2412/05/news031.jpg 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
  3. /nl/articles/2412/04/news023.jpg 動物ギライだった父、愛猫の涙が出るほど“けなげなお出迎え”にたまらず…… グッとくる再会シーンに「こんなにされたら愛おしくて…」「鼻の下が3mくらい伸びそうw」
  4. /nl/articles/2412/04/news197.jpg 辻希美の高2長女・希空のデビューについて杉浦太陽が語り涙…… 赤ちゃん時代の姿や秘蔵エピソード明かす「そういう世界に入る気ない、と言われていた」
  5. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  6. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  7. /nl/articles/2412/04/news040.jpg 「戦闘機に乗って一番怖いことは?」 “予想外すぎる”パイロットの回答に「あとで怒られるw」「正直でよろしいw」
  8. /nl/articles/2412/05/news009.jpg 91歳おばあちゃんと孫が“冬コーデ”を交換したら…… まさかの着こなしに「よすぎる!」「違和感ない」
  9. /nl/articles/2412/04/news196.jpg 複雑すぎて「プラモ化は無理」とするも……“エヴァチーム”が手掛けた新作ガンダムのプラモ発売に大きな反響 「この価格でこのクオリティーはすごい」
  10. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」

提供:日本マクドナルド株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2022年11月10日