京阪の電車が「和ろうそく」に　職人が手掛けた「京阪電車ろうそく」登場　8000系、3000系、普通車両がモチーフ

パッケージも車両のカラーリングに。

» 2022年11月11日 17時00分 公開
[谷町邦子，ねとらぼ]

　京阪電車の車両をモチーフにしたデザインの「京阪電車ろうそく」が発売されました。

京阪電車ろうそく 京阪の車体カラーのろうそく「京阪電車ろうそく」
京阪電車ろうそく 左から普通車両、8000系、3000系（画像提供：京阪電車）

　製造を手掛けるのは京都の和ろうそくの老舗「中村ローソク」。企画・マーケティングで地域おこしを手掛ける「Chanois（シャノワ）」と共同運営する和ろうそくブランド「京ROUSOKU＋（きょう ろうそく ぷらす）」の新作として登場しました。

　ラインアップは、上から赤・金・黄で彩られた8000系モデル、上から紺・銀・白で彩った3000系モデル、そして緑・黄緑・白で彩られた普通車両モデルの全3種類を用意しています。それぞれモチーフとなった車体のカラーリングを再現したデザインです。

京阪電車ろうそく 京阪電車8000系（画像提供：京阪電車）
京阪電車ろうそく 「京阪電車ろうそく 8000系モデル（5本ボックス）」（1870円）
京阪電車ろうそく 京阪電車3000系（画像提供：京阪電車）
京阪電車ろうそく 「京阪電車ろうそく 3000系モデル（5本ボックス）」（1870円）
京阪電車ろうそく 京阪電車普通車両（画像提供：京阪電車）
京阪電車ろうそく 「京阪電車ろうそく 普通車両モデル（5本ボックス）」（1870円）

　コラボ和ろうそくは、中村ローソクの職人による“手描きの技術”を生かし、これまでにないユニークなろうそくを作ろうと考案されました。京阪電車に企画を持ち込み、1年がかりで商品化したそうです。

　完成した和ろうそくは、ろうそく本体に米ぬかろう、芯には和紙、井草を使用。本格的な和ろうそくと同じく、職人が1本ずつ手作業で色付けしています。

京阪電車ろうそく 京絵師による「絵付けろうそく」。「京阪ろうそく」も掛け流しという技法と筆での着色で職人が1本1本仕上げています
京阪電車ろうそく 車体のデザインカラーを忠実に表現

　価格は5本入りセットが1箱1870円、10本入りセットが3520円、5本入りセット3種をまとめた「3車両ボックスまとめ買いセット」が5550円。「京ROUSOKU＋」のオンラインショッピングサイトにて販売中です。

（谷町邦子　Facebook／Twitter）

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