ピチューをゴハッチュウ、ウソッキーに蛇足 プロ絵師VTuber・伊東ライフが生み出す“ミリしら”ポケモンが魔境すぎる 豊富な知識が足かせに(1/2 ページ)
自称・令和で唯一ポケモンをまったく知らない「絵の描けるVTuber」の伊東ライフさんです。
同人作家でVTuberとしても活動しているイラストレーター・伊東ライフさんが、YouTubeで定期的に配信しているポケモン実況プレイで人気を集めています。
伊東ライフさんは「絵の描けるVTuber」として活動している女性の姿をした男性VTuberで、チャンネル登録者数は25万人を突破。商業・同人を問わずに幅広く活動しており、愛園愛美(にじさんじ)などのVTuberデザインを手掛けているほか、最近では自身が手掛けた同人作品を網羅した「伊東ライフ大全集」(2万2000円)が1万部を超える売上をみせたことでも話題になっていました。
そんな伊東ライフさんが最近注力しているのが、ゲームフリークが手掛ける人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズのゲーム実況。イラストレーターとして培ってきた画力と知識を武器に、出会ったポケモンを“ミリしら”(1ミリも知らない)で描き、リスナーの採点で一定以上の評価が得られたら捕獲できるという無謀な縛りプレイに挑戦しています。
現在は第2世代のリメイク作「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」をプレイしており、すでに数多くのポケモン(伊東ライフのすがた)が生み出されています。
第1回を前にして披露された動画では、御三家ポケモン「ヒノアラシ」「チコリータ」「ワニノコ」の3匹に挑戦。豊富な知識からヒノアラシはヤマアラシをモチーフにしたデザインであると読み、ポケモンらしさを意識して描いたことから高評価を得ました。
しかし、チコリータは「地+コリー(犬)」、ワニノコは「ワニ+ノコ(鋸)」と読み解いてしまい、完成したイラストは本来の姿とは似ても似つかない姿になっていました。この時点ですでに雲行きが怪しくなってきました。
ついに冒険の幕が開ける第1回の配信では、金銀における記念すべき1匹目として「オタチ」と遭遇。ポケモン図鑑の解説と名前をヒントに「イタチのポケモンです!」と名推理を披露します。
しかし「イタチではなくオタチ」「カマイタチという妖怪がいます。オタチ、尾の太刀……カマイタチのポケモンです」とわけのわからないことを口走り、尻尾がカタナのような刃物になっている謎のモンスターを生み出します。
オタチの「尾で立つ」というアイデンティティにたどり着けず惨敗した伊東ライフさん。オタチの姿を見て「尾で立つなぁ!」と絶叫するシーンは笑わずにはいられませんでした。
続く第2回では、アニメシリーズにも登場していた「トゲピー」が登場。図鑑情報と名前から姿を想像していくものの、生み出されたのは「ウニ」としか形容できない不思議な生き物でした。どうしてこうなるんですか?
ポケモン金銀といえば、旅の道中で通路に立ちふさがる新ポケモン「ウソッキー」との出会いは思い出深いものです。シンボルエンカウントという大ヒントを得つつ、「嘘ッ木ー」と木に擬態したポケモンであることを見抜き、「水を嫌がっている」という点からいわタイプであると名推理を披露するものの、「地に潜む何かの頭頂部に木のような疑似餌が生えている」という迷推理を展開。これには視聴者も「余計なことをするな伊東ライフ」と呆れ、蛇足ぶりから「ダソッキー」と名付けられていました。どうしてうこうなるんですか?
また、ミリしらポケモンは番外編も人気を集めており、ポケモンパンのシールをヒントに描くチャレンジでは、ピカチュウの進化前として金銀から登場した「ピチュー」に挑戦。ピカチュウの丸みを帯びたシルエットに引きずられ、なんともいえないパチモンを生み出してしまいました。
ピチューともピカチュウともいえない姿はリスナーから「ゴハッチュウ(誤発注)」と名付けられ、ファンの間では伊東ライフのミリしらポケモンを代表する迷作として愛されています。
このほかにも最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」に登場するジムトレーナー・ナンジャモの相棒ポケモン、新ポケモンとして登場した「ボチ」など、ポケモンをテーマにしたミリしらお絵かき企画も好評を得ています。
伊東ライフさんのお絵かきポケモンシリーズは毎週土曜日にYouTubeチャンネルで生配信を実施しており、ポケモンHG・SSの冒険はすでに終盤に差し掛かっています。これから追いかけたい人向けに配信の翌週金曜日にはダイジェスト版となる切り抜き動画がアップされているので興味がある人はチェックしてみては。
(春山優花里)
関連記事
- 絵師Vtuber・伊東ライフ、ローソン襲来 これまでの活動をまるっと振り返る特集誌『VTuberスタイル』限定発売、店内放送やボイス収録にも挑戦
頑張ってきた結果がこちらです。 - 憧れの美少女VTuberが父親だった 真実を知ってしまった少年の漫画が衝撃の連続だキュン!
もしかしたらあの美少女Vtuberも……? - 親友がガチ恋してるVTuber、中の人は実は“自分” 正体を明かせない漫画に多くの「好き」が集まる
現実にありそう。 - 「ポケモンSV」でホゲータと写真を撮ろうとしたら…… ホロライブ・さくらみこの配信中に起きた“ホゲータの反乱”(?)に爆笑
タイミングが良すぎる。 - 「低気圧に敗北する尾丸ポルカ」 ホロライブ・人気VTuberのコスプレが完全に“解釈一致”だと話題
構図もアイテムも完璧。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
-
誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
-
プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
-
1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
-
メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
-
子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
-
巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
-
ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」