妻と息子の写真に「性的な示唆」 アレック・ボールドウィン、撮影中誤射で起訴決定後の初投稿に「吐きそう」と猛批判(1/2 ページ)
写真はかわいいのにキャプションが……。
米俳優のアレック・ボールドウィンが1月22日(現地時間)、自身のInstagramへ投稿した妻と6歳の息子の写真へ“性的な示唆に富む”キャプションを添えていると物議を醸しています。先んじて19日には、2021年に映画「RUST(原題)」撮影現場で起こった誤射事件により、武器係のハンナ・グティエレス・リードとともに2件の過失致死で訴追されるとニューメキシコ州地方検察当局が発表しており、発表後初めてのSNS投稿でした。
アレックが投稿した写真は、自宅で妻ヒラリアの背中に6歳の息子レオナルドがかわいらしく寄り添う1枚。レオナルドはヒラリアの肩に手を置いて、カメラ目線でこちらを見つめています。
何も引っ掛かる要素はなく母と幼い息子がリラックスしているすてきな写真ですが、アレックはこの投稿に「古い“背中をさすってあげるよ”策略……」と何やら意味深なキャプションを添えて投稿しました。ただの母と息子の写真にこのキャプションが添えられたことで、まるで男性が「背中をさすってあげるよ」と下心を持って女性に近づいているかのような状況に見せているようにも。
誤射事件の訴追発表後の初投稿として注目を浴びていたこともあって、この奇妙なコメントにファンらは驚きを隠せなかったもよう。
「どういう意味? 混乱しちゃう……子どもがお母さんの背中をさすってるだけだよ」「過失致死で訴追されたあと初めての投稿で、自分の子どもに性的な示唆をするコメント。この男は頭のネジが緩んでる」「アレック、“背中をさすってあげるよ”策略は大人同士のジョークで、お母さんと子どもには使わないの。誰か教えてあげてよ!」「吐きそうなキャプション」など、よりによって自分の子どもである6歳の息子に性的な示唆をするキャプションをつけたことに強い嫌悪感を感じている人も少なくありません。
レオナルドはアレックと26歳年下の妻ヒラリアの間に生まれた7人のうち3番目の子どもで、最初の妻で米俳優キム・ベイシンガーとの長女アイルランド・ボールドウィンを含めると、アレックは8人の子の父親になります。
一方、アレックが検察当局の発表に動揺しているのではと考える人々からは「(誤射事件は)誰かのせいではあるんだけど、あなたのせいじゃない」「有罪になんてできないから大丈夫」と擁護するコメントが並んでいます。さらにこのキャプションは「背中をさすってあげるからアイスクリームちょうだいということでは」とかわいらしい子どものおねだりを表現したものなのではと捉えるコメントも。その後、アレックはキャプションを「古い“背中をさすってあげるよ”策略。ポテトチップスを求めて」と編集しています。
今回訴追が発表された誤射事件は、2021年10月21日に映画「RUST(原題)」の撮影現場で「弾は入っていない」と渡された銃をアレックが構えたところ、銃弾が飛び出し撮影監督のハリーナ・ハッチンスが死亡したものです。アレックが添えたキャプションにかけて、あるユーザーからは「それとも、古い“銃には弾が入っていない”作戦なのか?」と皮肉るようなコメントも。また、別のユーザーは「現実の被害者の子どものため祈ってあげてよ。彼はもう2度とお母さんに会えないんだから……」と誤射事件の被害者であるハッチンスの、事件当時9歳だった息子を思うコメントを寄せています。
事件について検事は、武器係だけではなく出演者でプロデューサーも兼ねるアレックも銃をきちんとチェックすべきだったとし、アレックの責任を強調。また、アレックは渡された銃をただ「持っていただけで引き金を引いていない」と主張していますが、FBIの調査によれば「銃は引き金を引かなけれ発砲できない状態だった」とされています。
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