Amazon Originalの実写映画「沈黙の艦隊」、9月29日公開 原作者も期待のコメント「クルーたちを頼りにしています」
防衛省と海上自衛隊も撮影に協力。
かわぐちかいじさんの同名漫画を原作としたAmazon Originalの実写映画「沈黙の艦隊」が製作決定に。9月29日に劇場公開されます。主演を務めるのは、俳優の大沢たかおさん。YouTubeではティーザーPVも公開されています。
「沈黙の艦隊」は1988年から1996年にかけて『モーニング』(講談社)で連載された作品で、主人公は日米共同で極秘裏に建造された原子力潜水艦の艦長である海江田四郎。航海中に乗員76人を伴って逃亡し、理想とする世界の実現へ向けて海江田が描く大胆不敵なシナリオと、海中での天才的な戦闘術に日米は翻弄(ほんろう)され、重大な決断と選択を迫られることとなります。
核戦争や国際政治、世界平和などの問題を真摯(しんし)に取り上げたことで連載当時には各方面で論争を呼び、国会でも話題となった「沈黙の艦隊」。同作のファンである大沢さんは、かわぐちさんへの企画のプレゼンテーションを自ら行うなど、プロデューサーとしても制作に携わっており、「今を生きる全ての人に観ていただきたく、最高のスタッフ、キャストが集結し只今撮影真っ最中です」とコメントで意気込みを語っています。
監督を務めるのは、映画「ハケンアニメ!」(2022年)を手掛けた吉野耕平さんで、映画「キングダム」シリーズや「銀魂」シリーズなどで知られるクレデウスが制作を担当。同作は日本で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の撮影協力を得た作品であり、実際の潜水艦と現代のVFX技術が融合した迫力ある映像を制作するとしています。
Prime Videoが日本の劇場用作品を製作するのは初めての試み。かわぐちさんは撮影現場で、大沢さんを中心とした俳優陣と撮影スタッフが一丸となっている様子を見たそうで、「30年以上前に生み出したこの艦を、ふたたび世界へと航行させるために、彼らクルーたちを頼りにしています」と期待を寄せています。
主演/プロデューサー:大沢たかおさんコメント
30年という時空を超えて、実写化不可能と語られ続けた伝説のコミック「沈黙の艦隊」を、今年ついに実写化させていただくことになりました。かわぐちかいじ先生、そして全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。日本初の原子力潜水艦を奪い逃亡、そして核という脅威を武器に世界と対峙(たいじ)する主人公「海江田四郎」を演じさせていただきます。世界中が大きな変化の波に突入した、この令和という時代。今を生きる全ての人に観ていただきたく、最高のスタッフ、キャストが集結し只今撮影真っ最中です。9月29日の出港まで今しばらくお待ちください!!
原作:かわぐちかいじさんコメント
大沢さんを中心とした俳優陣と撮影スタッフたちが、一丸となってこの作品に挑んでいる姿を現場で拝見しました。30年以上前に生み出したこの艦を、再び世界へと航行させるために、彼らクルーたちを頼りにしています。
Prime Video 日本オリジナルコンテンツ製作責任者:早川敬之さんコメント
かわぐち先生の代表作の一つである「沈黙の艦隊」の実写化を弊社に託していただき、大沢さん、松橋さんという日本のエンターテインメント界が誇るクリエイターの皆様とタッグを組んで日本のAmazonスタジオチーム史上最大のプロジェクトを実現できることを心より感謝しています。衝撃と迫力に満ちた本作をお客様にお届けできることを楽しみにしています。
監督:吉野耕平さんコメント
原作者のかわぐち先生をはじめ、多くの方々が積み重ねてきた想いを少しでもスクリーンへと届けられるようにチーム一丸となって制作を続けています。暗い海の中の熱い物語を、是非劇場の暗がりの中で体感していただければと思います。
クレデウス代表取締役/プロデューサー:松橋真三さんコメント
連載で原作を読んでいた当初から、常に心にとどまり続けてきた物語でしたが、今ほど、実写化せねばならないと思ったことはありません。エンターテインメントを作る者として、日本に、世界に、いま届けたい驚きと感動があります。想いを同じくする仲間、日本の映像技術、エンタメの多様性、自身の経験。運良く、然るべきときに全ての条件が整いました。
(C)かわぐちかいじ/講談社
(C)2023 Amazon Content Services LLC OR ITS
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