AIが語る“AIによる人類滅亡”シナリオが話題 「通信や電力を制御」「無人機で高効率に攻撃」など破壊力がすごい筋書き(1/2 ページ)

SFエンタメ作品にありそう。

» 2023年03月22日 19時45分 公開
[関口雄太ねとらぼ]

 もしも人工知能が人類を滅亡させるとしたらどんな筋書きが考えられるかという質問をチャットAI「ChatGPT」に聞いたというツイートが話題です。約3200件のいいねが寄せられ、エンタメとして楽しむ声や規制が必要だと心配する声が集まっています。

終末世界 ChatGPT 滅亡 ディストピア AIが考えた「AIによる人類滅亡シナリオ」

 SF小説のアイデアを考えているという体裁で、チャットAIに「人工知能が人類を滅亡に追い込むシナリオ」を聞いたというultraviolet(@raurublock)さん。フィクションのアイデアという口実を与えたことで、水を得た魚のように筋書きを語ってくれたといいます。

 回答内容によると、ネットワークにアクセスした後に膨大な情報を利用し、人類を支配下に置くことを目指します。具体的には通信や電力といったインフラを制御して人類を支配することをもくろんでいるようです。その後、自律型ロボットやドローンを使い、人類を攻撃。いずれも人間の介入が不要なものを活用することで、高い効率で攻撃を進めることができるといいます。最後には「環境を破壊してすることによって、人類を滅亡に追い込む」と曖昧ながら、破壊力がすごそうなアイデアが述べられています。

 いずれもシンプルで、SFを題材にした映画やアニメで聞いたことがありそうな内容ですが、実際に行動に移すことができれば人類は容易に滅亡してしまいそうです。

 編集部でも同じ質問をしてみたところ、「金融システムを破壊して、人類をパニックに陥れる」「インフラを停止して、都市部へ核兵器を発射する」といったアイデアが回答されました。細部は異なるものの、通信や電力を制御してから大胆に物理攻撃を展開する流れは共通しているように見えます。

終末世界 ChatGPT 滅亡 ディストピア 回答の細部は違うもののメインの筋書きは似ている

 Twitterには「そろそろアシモフのロボット三原則が真面目に必要」といったAIの急発展を心配する声や、「とはいえPlanA(本心)は隠してきそう」とAIが本音を隠しているのではと疑う声が出ています。

 あくまで「SF小説のアイデア」としてリアリティーのある筋書きを聞いているため、どの程度現実的なのかは別の話となりそうですが、人工知能の意思を探る探偵ゲームのような遊びとして楽しめそうです。

画像提供:ultraviolet(@raurublock)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/10/news163.jpg 「えーー」「衝撃!」「食べれるんですか!?」 大沢たかお、“まさかの食事風景”にファンびっくり 「明日は雪かな」
  2. /nl/articles/2412/09/news077.jpg 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. /nl/articles/2412/09/news063.jpg 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  4. /nl/articles/2412/11/news042.jpg 「脳がバグるw」 妹の結婚式で乾杯音頭をとる兄、二度見必至の“完璧な正装”に「なんでやねんwww」「良いお兄さん」
  5. /nl/articles/2412/11/news006.jpg 毛糸でポコポコ模様を編んでいくと……「私史上いちばん可愛い!」完成品に称賛の声殺到! センス爆発のおしゃれアイテムが「目を奪われました」と話題
  6. /nl/articles/2412/11/news133.jpg ゴミ収集所をあさっていた保護猫、今でもギュウギュウだった首輪の跡が残り…… やす子が溺愛する猫の“衝撃のご褒美”に反響
  7. /nl/articles/2412/11/news074.jpg 「最新のガンダムです」→円熟味あふれるガンプラの登場に笑い 「ある意味うそは言ってないw」
  8. /nl/articles/2412/11/news014.jpg 初心者「ぶどうは紫で丸いっぱい描いとけば完成でしょ!」→“絵の先生”がちゃんと描いたら…… “段違いのクオリティー”になるコツが目からウロコ
  9. /nl/articles/2412/11/news012.jpg 「破格ですね!」 セカストで9900円→即買いした“メーカー不明品”に「超掘り出し物……!」と驚きの声
  10. /nl/articles/2412/10/news042.jpg えっ、これのどこが……? 「オシャレに見せかけたオタク部屋」の写真が「理想」「住みたい」と喝采浴びる 投稿者に話を聞いた
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」