インドの大作映画「RRR」をご存知か? アカデミー受賞作にドハマりした女性の漫画に「まさにこれ」「全人類見てくれ」の声(1/2 ページ)

何回でも観たくなる……!

» 2023年04月02日 19時30分 公開
[なびねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 劇中歌「Naatu Naatu(ナートゥナートゥ)」がアカデミー賞歌曲賞を受賞した映画「RRR アールアールアール」。この作品を見た女性が“どハマり”するまでの経緯を描いた漫画がTwitterに投稿され、話題になっています。投稿には、3月27日時点で8000件以上の“いいね”が集まりました。これは映画館に行きたくなる!

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 映画「RRR」を見た結果……?

 作者は、イラストレーター・漫画家の中島悠里(@jimapahinasu)さん。映画「RRR」は、英国植民地時代のインドを舞台に、男性2人の“友情”と“使命”を描いたアクション映画で、日本では2022年10月の公開からSNSでじわじわと人気を集めてきた作品です。(※編集部注・以下、映画のネタバレを含むあらすじを紹介します)

 中島さんと「RRR」の出会いは2022年11月。中島さんは、事前知識0の状態で映画館に「RRR」を観に行きました。

映画「RRR」にハマった人の経緯を描いた漫画 2人の主人公が登場

 「内容よく知らずに来たけど大丈夫かな……?」と少し不安に思いつつ鑑賞する中島さん。主人公は、1人で6000人を倒してしまうイギリス政府の警察官ラーマと、筋肉で虎をねじ伏せるゴーンド族のビーム。映画の冒頭では、そんな「益荒男(ますらお)」2人組、絶体絶命の子どもを救出するエピソードが描かれます。

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 心を通じ合わせる2人

 ラーマが遠くにいるビームへ、「子どもを助けられる縄があるからこっちへ来い」とジェスチャー。結構な距離があるにもかかわらず、しっかりとビームに思いが伝わり、2人は橋の上で落ち合います。お互いに言葉を発することはないものの、ジェスチャーとアイコンタクトで通じ合いながら、2人は橋から飛び下り、見事子どもを助け出すことができました。

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 見事子どもを救出し、2人に友情が……

 そして、2人は炎の中で固く手を取ります。ラーマとビームのお互いの間に“友情”が生まれた瞬間を目の当たりにした中島さんは「こういう熱い展開大好きーーーー!」と、ハートを強く掴まれたのでした。

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 怒涛の展開を繰り広げる「RRR」

 とてもドラマティックなシーンですが、「RRR」ではこんなのは序の口。ここから、“息ピッタリな高速ナートゥダンス”や、“飛び出る森の仲間たち”、“炎と水の対決”など、「これが見たかった」と思ってしまうようなダイナミックでアツいシーンが次々と展開されます。

 後半は、さらに息をつく暇もない怒とうの展開に。エンディングは、インド映画の醍醐味でもある大団円のダンスで締めくくられたのでした。「3時間完膚なきまでにこれでもかとエンタメ!!」。そんな感想を抱きながら、中島さんは「面白かったぁぁーーーー!!!」と大満足で映画館を後にしました。

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 おかわり映画で号泣

 この日を境に「RRR」の魅力にとりつかれた中島さん。内容を知ったうえでもう1回観たくなり、次は「IMAX」で鑑賞することにしました。大画面でナートゥダンスを堪能した後は、音楽の素晴らしさとストーリーを噛み締め大号泣。中島さんは、「これは観るタイプの栄養剤…」と、映画の良さをかみしめます。

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 「RRR」に染まる私生活

 すっかり「RRR」の虜になった中島さんは、1回でも多く大画面で映画を観なければという気持ちに駆られ、映画館通いをする生活に。映画を見ていないときも、劇中曲を聴いたり、友達と好きなシーンを語り合ったりして、「RRR」の魅力にひたりながら過ごしていたそうです。

 そしてついには、自宅玄関にポスターやグッズを飾りまくり、なんだか“屈強な玄関”が爆誕。インテリアさえも、「RRR」色に染めていきます。

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 監督も最高だった!

 さらに、中島さんは映画について調べていくなかで、今作や「バーフバリ」シリーズで知られるS・S・ラージャマウリ監督が大好きに。憧れのスティーヴン・スピルバーグ監督に会ってキャッキャする様子や、映画と向き合う真剣な姿などを見て、「こんなに推せる監督いるぅー?」と心ひかれていくのでした。

インド映画『RRR』にハマった人の経緯を描いた漫画 全人類に観てほしい「RRR」

 「どうかみんな『RRR』をご存知になっておくれ……!!」「ぐんぐん上映が末永く続きますようにーっ!!」と、作品へのあふれる思いを伝える中島さん。「RRR」はロングラン上映になっているものの、現在は上演館数が少なくなっているので、気になる方はお早めに劇場へどうぞ。

 上映が終了してもブルーレイを大画面で観るため、すでにプロジェクターを購入済みだという中島さん。アツい気持ちが込められた漫画からは、「RRR」への愛がビシビシと伝わってきます。漫画には、「まんま見た後の私」「マジでこの漫画の言う通り! 観る栄養ドリンク!」「まさにこれなんです! 皆見て欲しい!」「全人類見てくれ……!!!」など、「RRR」ファンからの共感の声が多数寄せられていました。

 中島さんはこの他にも、クスッと笑える日常漫画をTwitterで公開中。また、書籍『37歳ままならナイスなソロ生活』も販売中です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」