「子どもとか作んないの?」→「うっ」 妊娠中の山崎夕貴、夫婦で不妊治療について発信 職場ではエール(1/2 ページ)

3月に第1子の妊娠を報告していた山崎さん。

» 2023年04月17日 14時10分 公開
[レイノルズ村上ねとらぼ]

 お笑い芸人のおばたのお兄さんが4月16日にYouTubeチャンネルを更新。第1子妊娠中の妻でアナウンサーの山崎夕貴(崎はたつさき)さんが不妊治療に取り組んでいたことを夫婦で明かしています。

おばた夫婦の不妊治療についてお話します
不妊治療を受診していたおばたのお兄さんの妻・山崎夕貴 「妻が頑張って病院に通ってくれて」とおばたさん(画像はYouTubeから)

 3月16日に更新したYouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」に夫婦そろって出演し、山崎さんの妊娠を伝えていたおばたさん。「本当にちゃんと生まれてくるのかなぁ、という中で今、毎日を過ごしています」と父となる喜びがある一方で不安も大きいことを明かしていました(関連記事)。

 山崎さんは4月12日、連載中のWebメディアで不妊治療を公表。それ以前からYouTubeチャンネルの動画コメント欄には、妊娠に至るまでの過程について「けっこう大変だったんですかね?」といった質問が寄せられていたそうで、おばたさんは「妻が頑張って病院に通ってくれて」とYouTubeではじめて不妊治療に言及しました。

 公表の意図について、「不妊治療をしていることをもっと職場とかで言って。例えばお休みをもらえたりっていうのがあるから。言える環境になってほしいっていうための発信だもんね?」と投げかけたおばたさん。山崎さんは「言えたら楽になるのにって人と、言いたくない人って多分いろいろパターンがあって。プラス周りの環境が人それぞれだから。周りの人に言いたくても言えないことで休まなきゃいけないことがあるとか、そういうのを知ってもらいたいな思う」と伝えています。

不妊治療を受診していたおばたのお兄さんの妻・山崎夕貴 何気ない声に傷付いたことも(画像はYouTubeから)

 山崎さんは、不妊治療の受診を会社に伝えた理由について、「私の場合、言わないと休む理由も言えなくて」「体外受精になるとやっぱり休む頻度がグッと下がるから。言わないとどうにもならない。それを隠し続ける自分のストレスの方が大きい。そっちの方が自分の精神状態が良くないと思った」と説明。

 「言ったことによって『かわいそう』って思われたり、同情されるのって辛いと思うんだけど、ありがたいことに、そういう言葉よりも単純に『頑張って』みたいな応援してくれる上司の方がすごく多くて」「プレッシャーじゃなくて単純にエールとして受け止められて私の場合はそっちの方が枠だったかな」「必要以上のことを聞いてこない方々が多くて恵まれてた」と理解ある会社側の対応について話しています。

 おばたさんは「本当は(子どもが)欲しいんだけど、できないっていう期間に『子どもとか作んないの?』みたいな、本当に悪気はないしライトに言ってるけど、こっちからしたらけっこう『うっ』ってなることが多かった」と何気ない声に傷付いた過去を告白。山崎さんも、子づくりに関する周囲の詮索について「けっこう複雑な感情とか色々あるから、それ以上は突っ込まないでほしいっていう。難しいんだけど、周りの方々は本当に本人が言うことだけ。それ以上突っ込んで聞かれると苦しいこともあるからね」とコメントしていました。

 動画の終盤では、「例えば1つ聞くにしても1回フィルター通した方が良いよね。別にお子さんいるいないの話とかに限らず」「大人としてのマナーだと思う」と勧めたおばたさん。山崎さんは「初対面の人とかでも『お子さんいるんですか?』とか。『あの夫婦子どもいたっけ』みたいな会話に幸せってあまりない気がしてて。その確認されることってめちゃくちゃストレスなんだよね。『いません』って言うことがすごくつらかったりするから」「会話にはね、慎重になった方がいいと思う。そんなこと何も感じない人もいるしね」と伝えています。

不妊治療を受診していたおばたのお兄さんの妻・山崎夕貴 「会話にはね、慎重になった方がいいと思う」と山崎さん(画像はYouTubeから)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた