「最初は想像がつきませんでした」 花江夏樹&桜田ひよりが映画「雄獅少年/ライオン少年」の映像美に魅了されるまで:インタビュー(1/3 ページ)
5月26日から全国公開されます。
中国のアニメ映画「雄獅少年/ライオン少年」が、5月26日から全国公開されます。同作は、2021年に中国で興行収入約50億円、動員638万人を記録した熱血獅子舞バトルアニメ。日本語吹替版では、主人公チュンを声優の花江夏樹さんが、ヒロインの少女チュンを俳優の桜田ひよりさんが熱演。ほかにも、山口勝平さんや落合福嗣さん、山寺宏一さん、甲斐田裕子さんら声優陣が務めます。
躍動感あふれる獅子舞のCGアニメーションも注目されるポイント。ソン・ハイポン監督は、独学でアニメ制作を開始し、3Dアニメーション技術となるモデルのリガー、編集、レンダリングの後処理など全プロセスを一通り経験。手掛けた作品は、「アニメのアカデミー賞」とも呼ばれるフランスのアヌシー・アニメーション国際映画祭やカナダのスパークアニメーション映画祭、エストニアのタリン・ブラックナイト映画祭などでも国際映画賞を受賞しています。
同作の全国公開に合わせて、それぞれ主人公とヒロインの日本語吹き替え声優を務める花江さんと桜田さんにインタビュー。ストーリーや映像に触れて感じた魅力などを伺いました。
映画「雄獅少年/ライオン少年」で表現された映像美との出会い
―― オファーを受けたときの率直な感想について教えてください。花江さんは、bilibili(中国の動画共有サイト)の公式アカウントも開設されていますね。
花江 はい。現地のファンから寄せられたメッセージなどを直接確認できていないのですが、こうして日本語吹き替え版を務めることになったことへの反響はあったと聞いています。
オファーをもらったとき、獅子舞のアニメだと聞いていたのですが、最初はどういうものなのか想像がつきませんでした。でも、公式サイトやPVなどを拝見して「面白そうだな」と実感が湧き、とても光栄なことだなと感じています。
―― 桜田さんは、アニメ映画「薄暮」(2019年公開)に続く声優としての参加となりますが、どのような意気込みで臨みましたか?
桜田 まず前回(薄暮)は絵コンテの状態で声を入れていたのですが、今回は本国版のせりふがすでに入った状態で吹き替えをしたので、それが新しい感覚だと感じました。また、監督と1対1で話をする時間もあり、いろいろなアドバイスをいただけて、とても学びのある時間になったと思います。
また、とにかく映像がきれいで、最初にスマートフォンで映像を見させていただいたときに「なんてすごい映画なんだ」と。小さい画面でさえも迫力が伝わってくる映画だと感じましたね。
―― 映像に関して、スピード感と迫力満点なCGアニメーションが特徴的だと感じました。おふたりが印象的だった部分について、特にどの部分がありましたか?
花江 やはりCGならではの良さがすごく出ていて、獅子舞の毛の一本一本など質感の作り込みがすごいと感じました。登場人物が密集しているシーンでも一人一人が別の動きをしていて。それって絵コンテのアニメだと出来ないと思うのですが、そこの作り込みにCGならではの良さが出ていると思いますね。
桜田 一目見たときに(映像が)すごくカラフルだな、という印象で、そこで一気に世界観に引き込まれました。獅子舞がそろって動くシーンは圧巻ですし、一方でそれぞれ中に入っている人が違うので、細かな動きや表情は違ってくる。そういうところを見る楽しみもあると思います。
(C)BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD (C)TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
関連記事
- 桜田ひより、声優・花江夏樹を前にド緊張 「重要な“告白”の場に皆さんお立ち会いいただき」
映画「雄獅少年/ライオン少年」は5月26日全国ロードショーです。 - 中国アニメ映画「雄獅少年」、日本語吹替版に花江夏樹や桜田ひよりら起用で5月26日から全国公開
中国のアニメあなどれない。 - 宇垣美里インタビュー アニメ映画「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来」で感じたキャラクターを演じることの難しさ
映画は11月7日公開です。 - 「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」花江夏樹×飯田里穂が語る劇場版の意義 「最初は映画化で何をするのかなって思ったり」
現在の作品人気に花江さん「伝わったなぁ……!」。 - 「silent」目黒蓮妹役・桜田ひよりが20歳に 幼少期ショット公開し「愛に溢れている人達に囲まれていて」「つくづく私は幸せ者」
「King & Prince」岸優太さんの元カノ役も決定。 - Cocomi、憧れの声優・花江夏樹と劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」で初共演 対談で“プチ酸欠”になった過去
対談で“プチ酸欠”なら共演したらどうなってしまうのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
-
「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
-
海で“謎の白い漂流物”を発見、すくいあげてみると…… 2億1000万再生された結末に「本当によかった」「ありがとう」【チュニジア】
-
スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
-
難問の積分計算をホワイトボードに書き置きしておいたら……? 理系大学での出来事に「かっこいい」「数字でつながる感じいいな」の声 投稿者にその後を聞いた
-
「うおおおおお懐かしい!!」 ハードオフに3300円で売っていた“驚きの商品”が140万表示 「ガチのレアモンや……」
-
夫妻が41年ぶりに東京ディズニーランドへ→“同じ場所”での写真撮影時に「キャストの粋なサポート」明かす
-
「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
-
カマキリを操る寄生虫「ハリガネムシ」食べてみた 未知すぎる“衝撃的な内容”に震撼 「正気を疑う」「鳥肌立ったわ」
-
ミスドのディグダを買おうとしたら…… とんでもなく疲れていそうな見た目に「悲壮感がすごい」「朝帰りのディグダ」と46万いいね
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた