韓国アイドル「EXO」、メンバー3人がSMに専属契約解除を要求 “奴隷契約”を主張で物議「不信感と怒りしかない」(1/2 ページ)
同グループ初のユニット「EXO-CBX」を組んでいる3人。
韓国の男性アイドルグループ「EXO(エクソ)」メンバーで、同グループ初のユニット「EXO-CBX(エクソチェンベクシ)」のBAEKHYUN(ベクヒョン)、XIUMIIN(シウミン)、CHEN(チェン)が、所属事務所「SM Entertainment」に対して専属契約解除を通知したことが現地メディアで報じられました。
韓国メディアの報道によると、3人は代理人であるイ・ジェハク弁護士を通じて、金銭面や事務所と結んでいる長期専属契約に関する問題を公表。「具体的かつ客観的な証拠がないSMが一方的に作成した資料だけを見て精算金を受け取ってきました」とする金銭面については、「3月21日から最近までSMに計7回にわたって内容証明を送り、これを通して公正な精算資料および精算根拠のコピーを繰り返し要請しています」と公正な資料提供を求めたものの対応がなく、「やむを得ず6月1日付で既存の専属契約を解約することをSMに対して通知するに至りました」と専属契約解除を要求したとしています。
また長期の専属契約については、「SMは従来12年〜13年を超える長期契約をアーティストと締結した後、このような期間も足りないのに再び後続の専属契約書に押印させ、なんと最低17年または18年以上に達する長期の契約期間を主張するなど、極めて不当な横暴を繰り返している」といわゆる奴隷契約を強要していると主張。「ベクヒョン、シウミン、チェンが大企業であるSMを相手に法的争訟をするということは非常に難しいことですが、多くのSM所属アーティストが持っているさまざまな疑問を代弁するという心と勇気を持って始めたのです」と3人が行動を起こした理由も記されています。
またファンに向けて、「今回の件でファンの皆様に大きなご心配をおかけし、申し訳ございません」「SMとの立場の違いにより、やむを得ず法的対応を進める状況ですが、ファンの皆様にご心配をおかけしないよう、賢明な方法を探して紛争をうまく解決できるよう最善を尽くします」と謝罪し、「今まで言えなかった不当に対して、ようやく小さな声を出そうとする私たちは、実は今この瞬間がとても恐ろしくて怖いです」「私たちの言葉と苦しい勇気にどうか関心を持っていただけたら幸いです」とメッセージを送っています。
同騒動は日本でも大きな話題となっており、SNSでは「チェンベクシの件、まとめると練習生期間から数えたら20年以上の悪魔的契約になりうるから辞めます、みたいな感じかな」「私たちが心配しすぎないようになんとかするって言ってるけどほんとにEXOというグループはなくならないで欲しい」「SMに対しての不信感と怒りしかない」「SMのアーティスト達は大好きなのにSMという事務所のことはどんどん嫌いになる チェンベクシだけじゃなくて全てのアーティストが満足のいく扱いになって欲しい」など多くの意見が飛び交っています。
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