「紙書籍の美しい所は、本が老いること」 読書家が語る“紙の魅力”が“本フェチ”に刺さる(1/2 ページ)
老いた古書の匂いは落ち着く。
» 2023年06月02日 17時00分 公開
[モトタキ,ねとらぼ]
紙の本は経年劣化していくものです。そんな本の自然なありようを美しいとたたえた読書家のツイートが、2万7000件を超えるいいねを集めて共感されています。
本棚にズラリと並ぶ使い古された紙の本は、ブックカバーがたわんでいたり、紙が日焼けしたりしています。まさに消耗。しかし、そこにロマンを感じる人は少なくありません。
Twitterでは「人の温もりが馴染んだ古本は好きです」「数十年経つと本に味が出ます。当時の時代を感じます」「昔の文庫本についてるグラシン紙が好きです。飴色に輝いて表紙を守り続ける騎士」と、本の愛好家から共感の声が寄せられていました。
投稿者の今昔(@imamukashi672)さんは、天アンカット本の美しさもたたえています。ブックカバーが覆わない3つの面を上方から天、前小口、地と呼びますが、この3面を切りそろえると「三方裁ち」と呼び、天を断裁しない製本手法を「天アンカット」と呼びます。
天を裁断しないことで、上面がギザギザとなるなど、本それぞれに独自の形が生まれることになります。今昔さんはこれを「不揃いの美」と評しています。そう言われてみると、より愛着がわいてきますね。
(物書きモトタキ)
画像提供:今昔(@imamukashi672)さん
advertisement
関連記事
- 「電子書籍より紙の本を買ってもらえるとうれしい」――漫画編集者の意見に賛否 「出版のシステム自体に問題があるのでは」
「紙の本が売れないと、次巻も売れないと見込まれて部数が減る」という理由に対し、「電子書籍の売り上げも評価に含めればいいだけでは」との指摘が寄せられています。 - 「久しぶりに電書アプリを開いたら本が読めない」ツイート拡散 サポートは既に終了 出版社が対応を表明
引き継ぎ期間は過ぎていましたが、出版社が対応すると発表しました。 - 「うちの本棚にもほしい」「情緒と味がある」 ジオラマ「本棚でひっそりと営まれる古書店」がエモの化身と話題に
本棚にひとつは欲しくなる……。 - 紙の本なのについ「拡大」しようとしてしまう…… スマホで読むのに慣れ過ぎた人類の“あるある”漫画が悲しい
悲しいけどこれ、紙の本なのよね。 - 「iPadを使うデジタルネイティブ赤ちゃんに紙の本を持たせたら?」動画が話題に
デジタルネイティブな子どもにとって、紙の本は「壊れたiPad」? 雑誌を一生懸命ピンチやフリックしようとする赤ちゃんの動画が話題です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
-
毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
-
【編み物】黄色の毛糸で5つの四角いパターンを編み、つなげると…… 鮮やかな大作の完成に驚き
-
「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」【大谷翔平激動の2024年 愛犬もすっかり“大スター”に】
-
そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
-
甥っ子に貸したらボロボロの廃車で返ってきたリトルカブ バイク好きの本気修理と“思い”に「なんか涙出ちゃう」「思わず全部観てしまった」
-
刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
-
絵師が4年間イラストを描き続けたら…… 劇的な成長に思わず感動 「努力の賜物」「素晴らしい」
-
【今日の難読漢字】「勿忘草」←何と読む?
-
酔った彼女に花束を渡してみたら…… まさかの行動が660万表示「躍動感エグいwww」「ずっと待ってたんだよ、きっと」
先週の総合アクセスTOP10
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
- 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
- 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
- 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
- “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
- 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
- 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
- トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
- “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」