気温マイナス3度の庭で長毛の野良猫を保護して4カ月後…… 安心して眠るビフォーアフターに「後は幸せに暮らすだけ」
これからいっぱい幸せになってほしい。
YouTubeチャンネル「僕の名前はデブ2nd」に、マイナス3度の寒さの中、助けを求めに来た長毛の野良猫を保護→4カ月経過した姿が投稿されました。記事執筆時点で再生数は38万回以上再生され、7700件をこえる高評価が寄せられています。
2023年1月5日。マイナス3度という凍えるような寒さの中、投稿主さん宅の庭に1匹の猫が迷い込んできました。猫は長毛の黒猫で、かなり警戒心が強い様子。おなかが減っていたのか周囲を警戒しつつも、用意されたエサをガツガツと食べはじめました。
投稿主さんは保護猫活動を行っており、地域で把握している野良猫についてはみんな避妊去勢手術をしてきたそうです。しかしこの猫は見たことがなく、飼い猫である可能性も否定できないため、この日は取りあえず様子見をすることになったのでした。
この黒猫が野良猫なのか、捨て猫なのか、それは誰にも分かりません。しかし長毛の猫は短毛の猫より毛が汚れやすく、毛玉ができやすいことから皮膚炎を起こしやすいのです。さらに長い毛で冬場の寒さを多少しのげるものの、夏場の暑さではつらい思いをするために長く生きていくことが難しいという、悲しい現実があるのだそうです。
翌日の昼間、投稿主さんが役所と保健所に問い合わせを行いましたが、迷い猫の届け出はないとのこと。そしてまた深夜にやってきた黒猫を見て、投稿主さんはこの黒猫を保護することに決めたのでした。
投稿主さんは翌日から早速行動を起こし、まず庭に段ボール製のハウスを設置しました。そして2日連続でハウスを使ってくれた黒猫の姿を見て捕獲機を設置、無事に保護することに成功したのでした。
黒猫は警戒心こそ強いものの、保護直後から怒ったり暴れたりはしなかったそうです。そして保護から2週間が経過し、去勢手術やさまざまなチェックを終えた黒猫は、自宅の猫たちが暮らすリビングで一緒に生活することになったのでした。
そしてさらに4カ月後、「黒助」くんという名前をもらった黒猫はすっかり元気になり、おなかを見せてくれるまでになりました。ちょっと怖がりではあるものの、温厚でお利口だという黒助くんは、現在“ずっとのお家”を探しているそうです。黒助くんを全力であいしてくれる、すてきな里親さんが見つかることを願いたいですね。
投稿主さんはYouTubeのメインチャンネル「僕の名前はデブ」とサブチャンネル「僕の名前はデブ2nd」、Twitter(@boku_debu)とInstagram(@boku_debu)に、自宅で暮らす猫たちの姿や保護猫活動の様子を投稿しています。
(三日月 影狼)
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