佐藤健×長澤まさみ×森七菜が初共演 川村元気の小説『四月になれば彼女は』が映画化(1/2 ページ)
映画は2024年3月29日公開。
川村元気さんの小説を映画化した「四月になれば彼女は」で、俳優の佐藤健さん、長澤まさみさん、森七菜さんが初めて共演することが発表されました。
原作は、『世界から猫が消えたなら』で知られる川村さんが2016年に刊行した著書3作目となる恋愛小説『四月になれば彼女は』。都内の大学病院に勤める精神科医・藤代俊(佐藤さん)と、結婚準備中に「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」と謎かけを残して姿を消した婚約者の坂本弥生(長澤さん)、藤代の元恋人で初恋の記憶をつづった手紙を世界各地から送る・伊予田春(森さん)の3人を中心に、現在と過去、日本と海外を交錯しながら愛する人の真実の姿を探し求めるラブストーリーです。
監督は山田智和さんが担当。米津玄師さんの「Lemon」、あいみょんさんの「マリーゴールド」、藤井風さんの「青春病」など多くのミュージックビデオの演出で知られ、本作が長編映画初挑戦となります。撮影監督には「新聞記者」「余命10年」などを手掛けた今村圭佑さん。音楽は「スワロウテイル」「ラストレター」など岩井俊二監督作品の映画音楽でも腕を振るってきた小林武史さんが手掛けます。
佐藤健さんコメント
7年前にこの原作を読んだとき、恋とは何か、愛とはどのようなものなのか、恋人との時間の中で、何を手に入れて何を失ったのか、もがき方さえわからぬまま恋愛というものの正体を探し求める藤代に共感しました。
今回この撮影を通して、自分も藤代と一緒に少しでもその正体に近づけたらと思いました。
長澤さんは、誰よりも真摯(しんし)に、手を抜かずに、愛情を持って作品に向き合う方でした。
自分よりも他人を優先してしまうような優しさともろさを持った、それでいて誰よりも一生懸命に丁寧に生きていく弥生と重なりました。
森さんとはクランクイン初日からほとんどがアドリブのシーンでしたが、初めて本気で人を好きになり結ばれることの喜びを知り、恋に浮かれ苦しむ藤代をともに作り上げてくれました。彼女の笑顔を見ていると自然と自分は藤代になれました。
長編初監督の山田監督は、役者とともに悩みながらも芝居について真摯に追及してくださる方で、とても充実した撮影期間を過ごすことができました。
恋愛の正体とは。愛を終わらせない方法とは。皆さまにとっての答えを確かめに、劇場に足を運んでいただけたら幸いです。
長澤まさみさんコメント
弥生は突然深く愛した藤代を残して、いなくなってしまいます。そこにはきっと不安とかゆがみもありつつ、新しい道に踏み込むために思い切った気持ちがあったのかなと思います。
佐藤さんは初共演でしたが、冷静に役や物語を捉えて演じる方なので安心して撮影できましたし、信頼のおける俳優さんだと思いました。日々、彼に対して信頼感が生まれていき、楽しかったです。
山田監督は何にも動じない素質を持った監督でこだわる部分をしっかりと持っていて、監督のセンスや感覚がすごく信頼できました。現場で少しずつ物語を育てていくという感覚がありました。
この作品は恋愛に悩んだり苦しんだり立ち止まったりする人たちに向けて届けたい映画です。
人を愛するということを見つめなおしたくなるような作品になると思います。公開はまだまだ先ですが、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
森七菜さんコメント
今回、この原作を尊敬する先輩方と演じることができてとても光栄に思っています。春としてこの作品でどんな存在になれるか。佐藤さんや長澤さんに引っ張っていただきながら、撮影期間中毎日考え続けました。
そして、人生初の海外仕事でチェコ、アイスランド、ウユニを旅して、そのどの国もが信じられないくらい美しい表情を見せてくれました。世界を味方につけながら春を演じているように感じて、必死になって頭の中に焼き付けながら毎日を過ごしました。
どうやったって過去は変わらないけど、あの時のあの人、今の私のかけら、目の前の貴方に新しく出逢うことができる。そんな体験を皆さんにお届けできる日を心待ちにしています。
(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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