「棺おけに片足突っ込んでるのは分かってる」 美容整形手術失敗を告白した元祖スーパーモデル、過去5年で2度乳がんと診断されていた(1/2 ページ)
現在予後は良好とのこと。
90年代に元祖スーパーモデルとして絶大な人気を誇ったリンダ・エヴァンジェリスタが、米The Wall Street Journalのインタビューに答え、過去5年で2度乳がんと診断されたことを告白。リンダは2021年にも美容整形手術の失敗で人前には出られない容姿となり、モデルへの復帰が困難であると衝撃的な自身の状況を赤裸々に語っていました。
リンダが最初に乳がんだと診断されたのは2018年のこと。「年に1度のマンモグラフィーで分かりました。マージンは良くなくて、他の健康的な要因もありました。全て取り去ってしまいたかったし、もうこんなことに対処するのは嫌だったから、迷わず両側乳房切除術を選びました」と、がんが再発しないために最善と思われた選択をしたといいます。
しかし、2022年7月、胸にしこりを感じ受診。すぐにMRI検査も受けると大胸筋にがんが見つかります。リンダは手術するにあたり、外見のことは一切気にせず執刀してほしいと懇願。「私の胸に穴を掘って。きれいじゃなくていいの。(手術が)終わったら、私の胸に穴が開いてるのを見たいんです。よろしいですか? こんなことで死にたくないんです」と命を最優先に考えて治療に臨んだと語っていました。
乳がんの再発から約1年がたちますが、最近リンダは担当医から乳がんの予後について「良好」と伝えられたもよう。しかしその言葉はまだリンダを安心させることはなく、「『大変良好』ではないんですか? なぜ『大変良好』ではないんです?」と尋ね、医師からは「まあ、1度再発したなら可能性はあります」と回答があったとのこと。依然がん再発の可能性は否定できず不安な気持ちはあるものの、ひとまずは2度の乳がん治療を乗り越え予後も良好であり、「棺おけに片足突っ込んでるのは分かってるけど、完全にお祝いモードなの」と現在の気持ちを明かしました。
ロングヘアをショートヘアにカットしてブレイクし、90年代のスーパーモデルブームにおいて特に絶大な人気を誇りフォトグラファーからも引っ張りだこであったリンダ。時代が流れてもなおナオミ・キャンベルやシンディ・クロフォードら当時のスーパーモデルたちが活躍する中、彼女は2016年ごろ突如表舞台から姿を消してしまいます。
そして2021年に米People誌で、脂肪を凍結して小さくする「クールスカルプティング」という施術の副作用でむしろ肥大してしまった脂肪のかたまりが身体の至るところから飛び出した状態となり、「無残なほど醜くなった」と現状を告白。
医師からどうやっても脂肪のかたまりが小さくならないことを告げられた際には号泣し、人前に出ることを避けて暮らしていたといいます。インタビューの写真ではリンダの飛び出した脂肪のかたまりも隠さず撮影されており、トップモデルであったリンダによるこの告白に多くの人が衝撃を受けました。
そして2022年7月、リンダに2度目の乳がんが判明したのと同時期に、フェンディのキャンペーンモデルとして復帰することを発表。撮影にはクールスカルプティングの副作用を感じさせないような衣装やポージングで臨みました。今回のインタビューに掲載されたリンダの写真にもやはり副作用の痕は見えず、トップモデルだった当時のオーラを取り戻したと思わせるような美しさを披露しています。
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ステージ4の乳がんで闘病のさなか。
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