香川拠点のロコドル、17歳メンバーが運営のわいせつ行為を告発 運営サイドは「よくある狂言」と否定し契約解除発表(1/2 ページ)
両者の主張が真っ向から食い違っています。
香川を拠点に活動しているアイドルグループ「MONSISTERS」が公式X(Twitter)を9月20日に更新し、17歳のメンバー、ももかさんとの契約解除を発表。ももかさんは運営責任者からのわいせつ行為を告発していましたが、運営サイドは“よくある狂言”と説明し真っ向から否定しています。
ももかさんは先んじて17日に、8月末からライブ出演を休んでいる理由について、わいせつ行為が原因とX(Twitter)に長文を投稿。“運営”と呼称する男性とメンバー3人でプールへ行った帰りに、男性から同意なく車内で抱きしめられた上にキスされ、耳をなめられそうになったと主張しています。
何とか抵抗し帰宅したものの恐怖心から体が動かなくなり、後日、病院で自律神経失調症と診断されたとしており、ももかさんは警察へ被害届を提出。一方で「運営からは毎日LINEや電話が続きました」と訴えていて、電話では「中途半端な気持ちではなかった」「嫌がられると思わなかった」「今彼女はいない」と釈明されたとしています。
ももかさんは加害者サイドが何事もなかったかのように過ごし、また当日同行したメンバーも「全てを知っているにも関わらず、平然と生誕イベントを行って」いたことへの絶望感を強調し、「何度も死にたくなったのに踏み止まれたのは、皆さまの暖かい言葉のお陰です」とコメント。最後に「未成年だと知っていたにも関わらず、本来守るべき、所属アイドルに無理やりいやらしい事をして、私をまともな生活ができない病気にした運営を、絶対に許しません」と強い口調で締めていました。
その後、ももかさんは3度目の事情聴取と証拠提出のため警察へ赴いたことを報告し、「前回よりちゃんと刑事さんとお話できました。本当にありがとうございます」とポスト。しかし9月20日には「MONSISTERS」公式X(Twitter)でももかさんとの契約解除が発表されます。さらに同アカウントでは、ももかさんの投稿文にも登場する“カメラマン”と呼称する人物を「この件に深く関わっているお客様」と位置付け、生涯出入禁止処分にしたと伝えています。
公式X(Twitter)によれば、“カメラマン”は以前からももかさんを再々呼び出して深夜まで連れ回したという前歴があり、一度出入り禁止となり解除された過去があった人物とのことです。一方のももかさんはこの人物について、事件後気持ちが落ち着いてから「OGの先輩達と、その先輩達からも信頼されている、カメラマンの方に相談」したとつづっていましたが、運営サイドは「悪意を持った大人」と表現し、一連の告発にもカメラマンの存在が影響していると主張しています。
ももかさんの主張については「ほとんどが彼女のよくある狂言」「内容や発信方法は違いますが過去にも再々あった事」と真っ向から否定。以前から情緒が安定しないことがあり、たびたび私生活でも問題を起こしていたと暴露し、今回もそもそもの発端は「些細な内容」でのトラブルであり、「そろそろ解決できる頃」と考えていたタイミングで連絡が取れなくなり、ももかさん側からの告発につながったと訴えています。
ももかさんの告発にあった当日の出来事については、メンバーを連れてプールへ行ったことと自宅に送り届けたことは認めながらも、「車の中で襲われたと言われていますがそんな事実はありません」と断言。しかし、ももかさん本人はX(Twitter)で「加害者である運営が色々書いていますが、嘘です」「相変わらずストーカーの様に連絡が来て困っています。証拠は全て警察に提出しました」と反論。「細かいことは言わないように言われていますが、近いうちに全てはっきりします」と述べました。
さらに「MONSISTERS」のX(Twitter)も22日に更新され「警察、弁護士とも協議の末一通りの準備が整いましたので本日付で担当弁護士より該当者宛に内容証明郵便を発送致します」と報告。今後も同アカウントで進行状況について伝えていくとしています。
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