カピカピに乾いたカエルに水をそそぐと? 乾物のように戻っていくビフォーアフターに「不思議」「フリーズドライみたい」
もちぷる感が最高。
YouTubeチャンネル「世界カエル指食われ協会」に投稿された、カピカピに乾いたカエルに水を注いで復活させる様子が、「お餅みたい!」「カエルって乾物だったんだ…」と話題です。動画は記事執筆時点で再生数7万3000回を超えています。
世界カエル指食われ協会さんは、自宅でチャコガエルやイエアメガエルなど、あらゆる種類のカエルを飼育している無類のカエル好きYouTuber(関連記事)。話題の動画は、土の中に埋もれていた2匹のチャコガエルを掘り出すところからスタートします。
埋もれていた2匹はカピカピに乾燥している様子。目を閉じ、ほとんど身動きもしません。このカエルたちを深めのお皿入れ、水を注いでみると……?
カピカピに乾いていたカエルたちは水を浴びた途端、もちもちでぷりんぷりんな状態に! 元気いっぱい鳴きはじめました。
なんとも不思議で面白く、かわいいビフォーアフターに、「むちむちしててお餅みたい」「フリーズドライみたい!笑」「水戻ししたみたいですねw」といったコメントが寄せられています。
南米の乾燥地の地中に生息するチャコガエルは、乾季を耐えるため“乾眠”という状態に変化するのだとか。動画の冒頭で映っていたカピカピの姿は“身体の表面を乾燥させて繭のような状態になり、体内の水分を維持する”という状態なのだそうです。
また乾眠中はエネルギーの消耗が限りなく少なくなり、何も食べなくても長期間生存できるとのこと。野生では乾季が終わり、雨が降ることで自然に目を覚ますといわれています。なんともユニークなカエルさんですね。
なお中南米のカエルは乾眠を経験することで繁殖のスイッチが入るといわれており、飼育下で繁殖をさせない場合は乾眠が不要とのこと。世界カエル指食われ協会さんは将来的に繁殖を目指しており、数カ月に1回の頻度で乾眠させているそうです。
同チャンネルとX(Twitter/@mushi_frog)では、カエルたちのかわいい姿や、カエルたちに指を食われることを喜びとしている世界カエル指食われ協会さんの日常が見られます。
画像提供:YouTubeチャンネル「世界カエル指食われ協会」
(三日月 影狼)
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