母が施設に入って数年、いまだ“物だらけ”の家→プロに頼むと……? “丸3日”の大変身に思わず仰天 「自分ひとりでは無理だったな」(1/3 ページ)
解説が分かりやすい。
モノがあふれるクローゼットとキッチンを丸3日かけて片付けたビフォーアフター動画がYouTubeに投稿されました。解説付きの動画が「参考になる」と反響を呼び、記事執筆時点で17万回以上再生されたほか、1300件を超える“高評価”を集めています。
モノが多すぎて収まりきらない家
動画を投稿したのは、整理収納アドバイザー・七尾亜紀子さんのYouTubeチャンネル(@nanaoakiko)です。今回は、3階建の戸建ての片付けをサポートします。
こちらはもともと母親と夫婦との2世帯住宅でしたが、1階に住んでいた母親が施設に入所したため、現在は夫婦2人暮らし。収納スペースは豊富にあるものの、それ以上にモノが多くて収まりきれない状況となっていました。1階に多数残る母親のモノも整理したいという希望です。
クローゼットに収まり切らない衣類
七尾さんによるお片付けは半年の間に計3回、丸3日がかりで実施。初回は2階にある妻のクローゼットの片付けです。2畳ほどの広さのクローゼットには衣類が収まりきらず、外にまであふれて山積みになっています。たくさんある靴下はベッドの上にも置かれていました。
一方で、作り付けの棚の引き出しの中に空きがあったり、枕棚に空きがあったりと、せっかくのスペースを上手に活用できていない印象も。
このカオスな状態を整理すべく、いったん全ての衣類をクローゼットから出し、カテゴリー別に分けて現状を把握しつつボックスに再収納していきます。中でも数の多かった靴下類は用途別に分類して収納。また、使用頻度の少ない「2軍」「3軍」のバッグはボックスに分類して枕棚へ収納します。このボックスにはラベルも貼って分かりやすくしておきます。
全ての衣類やバッグをクローゼットから出したことで、依頼者はそれらの量の多さと、そこから取捨選択して間引くことの重要性を理解したそうです。
一部の衣類を処分し、その他のものを整理収納した結果、クローゼット内の通路をふさいでいた山積みの服がなくなり、スムーズな動線が確保されました。これにより、朝の着替えも服を探す必要がなくなり、超スピーディーになったそうです。
居住していない母親のものも混在するクローゼット
2回目は、母親が住んでいた1階のクローゼットの片付けです。母親は高齢を理由に施設に入所したため、今後はクローゼット右側を夫の衣類収納に、左側を夫婦で書類・小物収納に使いたいそうです。
ここにはすでに夫の衣類が置かれていますが、母親の衣類もまだ残っていて混在しています。また、妻のハンドメイド関連のモノも置かれています。他にも雑多なモノが置かれており、一部は床に直置きされているため、そのままでは収納の引き出しが開けられない状態になっていました。
片付けの方針として、母親のものは3階にまとめることに、また、妻のハンドメイド関連のものは、今後2階に作る予定のハンドメイドコーナーに移動することに決まります。
1回目の片付けと同様、いったん全てのものをクローゼットから出し、分類して再収納。大量にある夫のTシャツのうち、コレクションとして持っているものはケースに入れクローゼットの枕棚に収納します。これにより、全てのものが用途や使用者別に分類され、使いやすいクローゼットとなりました。
この見事なビフォーアフターに、依頼者は「いつかは向き合わなくてはなりませんでしたが、親の残したモノを整理するって物凄いエネルギーが要る気がしていたので、手が付けられずに結局数年が経っていました」「親のモノすらひとりで片づけられない自分をずっと情けなく思っていました」と背景を明かしつつ、「終わってみて実感したのが決して自分ひとりでは無理だったな、という気持ちでした」「他の人を頼ってよかったんだ、という肯定的な思いが持てたことは大きかったです」と振り返っています。
モノがあふれていたキッチンがオシャレに変身!
最後となる3回目は2階のキッチンの片付けです。キッチンはモノがあふれていてごちゃごちゃしており、引き出しの中も乱雑にものが詰め込まれています。使いたい道具がなかなか見つからない状況です。
一部の引き出しは比較的同系統のものでまとまっていましたが、それでも用途が異なるものが混在しているなど、改善の余地がありました。
片付けはこれまでと同様、いったんモノを取り出してから用途や使用頻度によって分類して再収納していきます。かなり数の多かったお弁当グッズについては、使用頻度の低いものから選んで間引いてもらったそうです。また、使用頻度が低い食器はリサイクルショップで処分するか、別の場所に移動することになりました。
一方で、オシャレな食器についてはキッチンの壁にある棚で“みせる収納”をすることに。背面収納は、表に見えてもいい食器や家電だけを見せ、希望だったコーヒーコーナーを新たに設置。キッチンの引き出しは用途や使用頻度別にスッキリと収納され、実用性と見た目を両立した仕上がりとなりました。
依頼者はこの結果について、「一番感動しているのは、モノの置き場所が決まったので出しっぱなしにしなくなったことです」と感想を述べているそうです。
「すごいー!」「とても参考になりました」
3日間で合計15時間をかけたお片付けの成果に、「すごいー! ここまで整うと、これを保とうと思って片付けや掃除頑張れそう」「収納のセンスが良いですね。参考になりました」「只今大掃除中なので、とても参考になりました」という反応が。また、「片付いていない状態を見せるのって気後れすると思うのですが、公開してくださった依頼者様にも感謝です」という声も見られました。
七尾さんは同様のお片付け動画を同チャンネルで公開。以前は、散らかりすぎて人に見せられない状態の玄関をお片付けするビフォーアフター動画も話題になしました(関連記事)。
動画提供:YouTubeチャンネル「七尾亜紀子の整理収納レッスン」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
岡田紗佳、一連の騒動を生中継で謝罪 頭を深く下げ「申し訳ございませんでした」
-
がん闘病の森永卓郎、容態急変後にモルヒネ投与で“結構厳しい状況” スタジオ出られず弱々しい声で「そう長く持たないかもしれない」「本格的に転移が始まったよう」
-
新潟のお葬式で香典返しにもらった“謎の白い物体” パッケージにも情報なし「これなんだかわかりますか?」
-
「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
-
鮮魚店で売れ残ったタコを水槽に入れたら、数週間後まさかの展開が…… 胸を打つ光景に「目が腫れるくらい泣いてます」
-
大人なら5秒で解きたい!「9+0÷2-3」の答えは?【算数クイズ】
-
「うちの祖父(81)わけてほしいわこのセンス……」 衝撃的な私服コーデに驚きの声「本物のイケジイ」「目標にします!!」
-
買ったばかりの家の風呂場に”ありえない欠陥” 信じられない状況に「そんなことある?」「取り付けた業者……」
-
「昔はモテた」と自慢げな父→娘は“絶対ウソやん”と思っていたけど…… 当時の姿に「ハハハ冗談だろ?」【海外】
-
正方形のスカーフ1枚→切ってゴムを縫い付けるだけで…… 魅力的な完成品に「デザインがきれい」「簡単に作れました」【海外】
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
- スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
- 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
- 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
- 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
- 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
- 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」