アイドルグループ、プレゼント巡る“看過できない行為”に運営怒りのルール変更 ファンも憤慨「ちょっとあり得ない」「起きてはならないこと」（1/2 ページ）

[川上酒乃，ねとらぼ]

　ボードゲーム×アイドルをコンセプトにしているアイドルグループ「1つ足りない賽は投げられた」（ひとさい）の公式X（Twitter）が10月24日に更新。ファンからのプレゼントにGPSが仕込まれていたため、今後はプレゼント受け取りのルールを変更すると発表しました。

アイドルグループ「1つ足りない賽は投げられた」（画像は「1つ足りない賽は投げられた」公式サイトから）

　ひとさいの公式X（Twitter）は、「先日、メンバーへのプレゼントの中にGPSが仕込まれていると思われる事象が発覚いたしました」と報告。GPSは現在位置を測定するためのシステムであることから、メンバーの移動経路や自宅が特定される恐れがあるため、「メンバーのプライベートを詮索することは看過できない行為です」と運営としての姿勢を示しました。

メンバーの5人（画像は「1つ足りない賽は投げられた」公式サイトから）

　さらに、「プレゼントの受け取りルールを変更することに致しますのでご了承ください」と今後のルール変更について発表。これまでメンバーに直接手渡しだったプレゼントは、今後は運営スタッフが受け取るかプレゼントBOXで預かった後に「今までより一層厳しくチェック」をした上で本人に渡すことになるとのことです。

　また、受け取り可能なプレゼントは手紙と未開封の既製品のみとなり、「未開封でも電気機械器具・電気電池で動作する物、ぬいぐるみ類全般（キーホルダー等も含む）、飲食物、現金・ギフトカード等金品に値するものは受け取ることができません」と物品の種類によっては受け取り不可としています。

　ファンからは「いや〜ちょっとあり得ないですね　マナー大事です」「起きてはならないことが起きてしまいましたか……」「これはとても許せないです」と、犯人への怒りをあらわにする声が寄せられていました。

　ひとさいは2022年に結成され、東京都内を中心に活動。TikTokやYouTubeにも盛んに投稿しており、ボードゲームをコンセプトにしているためメンバーは「ディーラー」、ファンは「プレイヤー」と呼ばれています。

　また2023年2月には、人気YouTuberユニット「さんこいち」の元リーダーであるほりえりくさんがプロデューサーであることが公表されており、10月8日には新曲「ラブミーマスター」のPVが発表されました。

事件公表後に公開された元気な姿