子育て世代の悩みから誕生 “前後どちらでもはける”しまむらの子ども用レギンスに「天才」「助かる」と称賛(1/2 ページ)

前後どっちでもはけるレギンスには、両側に「どっちもせいかい」のタグがついています。

» 2023年11月12日 19時00分 公開
[Tomoねとらぼ]

 しまむらが販売している“前後どちらでもはける”子ども向けのレギンスが「天才」「ありがたい」と子育て中の人を中心に称賛の声が上がっています。開発の背景について取材しました。

話題のラクっと!お手軽パンツシリーズ(特設サイトから)

 話題になっているのは、しまむらの「ラクっと!お手軽パンツ」シリーズのベビーレギンス。前後どちらの向きでもはけるようになっており、両側に「どっちもせいかい」のタグがついています。

ベビー レギンス(商品ページから)
両側に「どっちもせいかい」のタグ特設サイトから)

 慌てて前後逆にはかせてしまった、子どもが一人ではけたのに前後逆だったのでやり直し……といったことがなくなるとSNSでは好評。特にイヤイヤ期の子どもは、はき直させようとすると嫌がるので助かるとの声が寄せられています。このレギンスが生まれた背景などについて、しまむらに聞きました。

 「前後どちらでもはける」というコンセプトは、同社が2023年に始めたInstagramアカウント「しまママ」で、子育て世代から悩みを聞く中で生まれたといいます。

  • 朝の忙しい準備でのお着替えが大変
  • 保育園から帰ってくると前後逆に服を着ている
  • なんでも自分でやりたい! という時期の子どもを応援したい

 という意見が多く上がり、それをもとに、ママ・パパの時短やストレス軽減と、子どもを応援するためのアイテムとして前後どちらでも履けるレギンスを開発したとしています。

 コンセプトを実現するにあたり、3Dパターンを使ってどこに負担がかかっているかを計算しながら、前後どちらで履いても着心地のいいパターン作成。ストレッチ性や毛玉になりにくい機能もつけており、着替えのラクさやお手入れのラクさにもこだわったと同社は説明しています。

 ステキだとの声も多い「どっちもせいかい」のタグについては、「ご家庭にたくさんある子ども服のなかから見つけやすくするため、お子様にズボンを履かせるときの目印として、『どっちもせいかい』というタグを前後両方につけました」とのこと。

 売れ行きは「非常に好調」とのことで、現在は冬物も投入。同社がInstagramの「しまママ」で商品モニター企画を実施したところ、「自分で履きたがるのに必ず前後が逆になるから私は気になって履かせ直しをするんですが、やり直しさせるとめちゃくちゃ怒るんです。そういったプチストレスを抱えることなく履けるのはめちゃめちゃありがたいです」「『どっちもせいかい』タグに感動してしまいました! 上2人のときに履いたパンツを履き直しさせることが頻繁にあったので、あの頃にこのアイテムがあったら…って思わずにはいられませんでした!」などの反響が寄せられたといいます。

 前後どちらでもはけるレギンスは、90センチと100センチの2サイズで、649円(冬物の裏シャギーは759円)で販売されています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news189.jpg 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. /nl/articles/2411/22/news014.jpg 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. /nl/articles/2411/22/news114.jpg 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  4. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2411/22/news032.jpg 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  6. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  7. /nl/articles/2411/22/news171.jpg なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
  8. /nl/articles/2411/22/news145.jpg 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  10. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた