米人気司会者オプラ・ウィンフリー、“ダイエット薬”服用を公表 「肥満は病気」「もう絶対に嫌」(1/2 ページ)
恥ずかしいと感じた気持ちも赤裸々に告白。
米人気司会者/俳優/プロデューサーのオプラ・ウィンフリーが、体形を保つためにダイエット薬を服用していることを明かしました。映画「カラーパープル」(1985年)への出演や、1986年から2011年まで放送された米トーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」の司会で知られる彼女は、長年世間からの体形批判や減量とどう向き合ってきたかを語っています。
“全米のご意見番”も体形批判に悩んできた
現在69歳のオプラは、米People誌の独占記事でキャリアの初期から続く自身の体形や見た目への批判に言及し、ある辛口ファッションチェックで「ずんぐりして、流行遅れで、まぎれもなく鈍重」とあまりにもなコメントをされたときのことを回想。「怒りは感じなかった。私は悲しく傷つき、恥辱を飲み込みました。自分のせいなんだと受け入れたんです」とそのとき感じた気持ちを語りました。
“全米のご意見番”として過去40年近く、タブーとされるテーマも臆さず取り入れ社会に変革をもたらし、視聴者目線で積極的に発言していくスタイルで人気だったオプラ。そんな彼女が自身の容姿を批判するコメントを静かにやり過ごしてきたというのは多くの視聴者にとって意外な一面として受け取られることに。しかし現在の彼女はもうそのようには考えていないといいます。
「肥満は病気。意志ではなく、脳の問題」オプラが得た気付き
7月に収録された、体重をテーマとした討論番組を通じ、オプラは体重の増減は自身の責任ではないと気付きを得たと発言。医師や専門家も招かれたこの番組で、体重が増えるのは脳の問題との内容に「ハッとさせられた」といいます。「ずっと太っているのは自分のせいだと思っていました。でもどれだけの意思の力をもってしても、私にはコントロールできない素因があるのだと気付いたんです」と述べ、「肥満は病気です。意志ではなく、脳の問題なんです」と持論を主張しました。
この番組収録で得た気付きにより、「自分自身の羞恥心を解き放った」というオプラは、主治医に相談しダイエット薬を処方してもらうことに。処方薬は肉体だけでなく、精神的にも変化をもたらしたといい、「体重管理と健康維持のため、医学的に認められた処方があるという事実は、私の生涯において安心、あがない、贈り物のような気持ちを感じさせてくれます。コソコソ隠れて、またあざわらわれるようなものではないんです。私は他人から、そして特に自分から辱められることはもう絶対に嫌です」と力強く述べました。
しかしオプラはこのようにダイエット薬の服用を公表することで、薬に過剰な信頼を置く人があらわれることをけん制するように、ダイエット薬は絶対的なものではないことも強調しています。
2021年に膝の手術を受けたオプラは、そのときリハビリの一環としてハイキングを始めたといいます。1週間ごとにどんどん目標を更新し、最終的に約16キロの距離を歩けるようになったといい、この成功体験で「ここ数年感じたことがなかったほど、力強く健康で、生き生きとした気分でした」と気持ちの変化も説明しました。
そして時間や内容をコントロールした食事とともに、“必要なときだけ”ダイエット薬を服用しているとオプラ。処方されているダイエット薬の名前は明かしておらず、「私はすごく頑張りました。トレーニングをして、他のことにも気を配らなければ効果はありません」と薬に頼るだけではなく、個人の努力も必要と呼びかけています。
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