石田ゆり子、“ペット犠牲”の羽田空港事故めぐり私見→一部から猛批判も…… 「どうかそんなに怒らないで」(1/2 ページ)
機内へのペット持ち込みについての発信が議論になっています。
俳優の石田ゆり子さんが1月5日にInstagramを更新。羽田空港で2日に起こった事故によりペットが犠牲となった一件を巡り、自身のコメントが猛批判を受けたことに「どうかそんなに怒らないで」と気持ちをつづりました。
発端は笠井信輔さんの「提案」
フリーアナウンサーの笠井信輔さんは4日、日本航空と海上保安庁の機体が衝突した事故で貨物室に預けられていた乗客のペットが命を落としたことについて、自身も2匹の猫を飼っている立場から心を痛め、「海外の航空会社で可能ならば日本でも検討できないだろうか?」「悲劇が起きない体制づくり、それが大切なのだと思います」とペットの客室への持ち込みを提案。
石田さんは笠井さんの投稿にコメントを寄せる形で、「いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです」「生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです」と率直な思いを吐露しました。
石田さんの投稿はネットニュースなどで広く取り上げられ、一部では「人命より動物が大切なのか」「アレルギーが」といった批判の声も聞かれていました。
大きくなった事態に「私はそれでもいいと思ってます」
石田さんは5日、「朝起きて、ものすごくびっくりしました……」「動物たちを(ケージに入れて)客室に入れてあげてほしいと書き込んだ私のコメントに対して、ものすごい勢いで反対する方々が」と、投稿に対する反応に驚いたとしています。
批判的なものも含めて大きな議論となっている点には、「私はそれでもいいと思ってます」「人命より動物が大切なのかといわれたり、アレルギーが、と言われてもその点も考慮しながら少しずつ、解決していけたらとほんとに思っているのです」とコメント。
さらに「誰かを批判したり何かを押しつぶしたりして自分の意見を通そうなんてぜんぜん思っていません。どうかそんなに怒らないで。考えを書いているだけ」と他者を刺激してしまったことを釈明。
「わたしは何を言われても、この問題に限らず動物たちとの共存していく問題を日本の皆さんがもっともっとみんなで話し合える世の中になっていってほしいと思ってます」と、人間と動物とが共存できる最適解を忌憚(きたん)なく議論できる社会になってほしいと願いを語りました。
石田さんは投稿後、自身は飛行機にペットを乗せたことはないと追記し、「むやみに動物を飛行機に乗せることはもちろん反対です...なぜならやはりそれは動物たちにとってかなりのストレスだからです」とも。
飼い主の不要な行いが動物たちを苦しめるとくぎを差した上で、「移住する方や、どうしても乗せなければならない事情のある方々は沢山います」とやむを得ない事情がある人の存在にも心を寄せていました。
動物好きで知られる石田さんは猫6匹と犬1匹を飼っており、動物保護団体「一般社団法人 ハナコプロジェクト」の理事も務めています。
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